由美さんは、夫の聖也さんと1歳半になる娘・こころちゃんとの3人暮らし。現在、第二子を妊娠中です。夫は自称「気配りじょうず」で育児にも積極参加してくれますが、足りない面が多くてぎくしゃくすることも。
ある日、由美さんは家族で、友人主催のホームパーティーへ。失言してノンデリ認定された夫でしたが、気配りじょうずなパパ友の行動をまねて名誉挽回!喜んでもらえるのがうれしくて、その後も見習って行動し、同僚からも評判は上々です。しかし、先輩は不適切な好意の表れだと言ってノンデリ発言を連発。そんな張りつめた状況の中、夫は自身のノンデリ経験を告白するなどして、場の空気を一新させたのでした。
少し成長した夫は、父のノンデリに困惑する妻をかばうなど好調でしたが、その経験を通じて自分が誤った人物を尊敬していたことに気づきます。また、自分がいかに妻の言葉を無視していたか、彼女にいかに孤独な闘いを強いていたか、気づかされるのでした。
ノンデリな義父とのやりとりから、自分の今までの行動を反省した夫。初めて、妻が今までどんな気持ちだったか知ったようです。
そんな大人たちがドタバタしている最中、こころちゃんは突然椅子の上に立ち上がり、落下。夫は慌てて手を伸ばします。
「今までもずっと由美がひとりで心配事と戦ってきたんだな」
「ゴンッ」
間に合わないかと思われましたが、無事こころちゃんをキャッチ。何とか頭は守れたようで、ややほっとする夫でした。
家族中が大パニック!









「う……うわぁぁぁぁぁん」
こころちゃんは激しく泣き始めました。
「どこが痛い!? 頭は打っていない!?」
意識があり、嘔吐もありませんが、由美さんはどうするべきかと焦ります。救急車を呼ぶべきか迷っていると、夫が子ども医療電話相談(#8000)に連絡することを冷静に提案してくれました。
しかしそのかたわらでは、義父が騒いでいて……。
「おっ……俺はちゃんと見ていたのに……!」
「急に落ちて……!」
なんと、自分は悪くないと言い訳をしたのでした。
◇ ◇ ◇
子どもの病気やけがは思わぬ場面で突然起こり、どう対処すればいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そんなときに頼りになるのが、子ども医療電話相談(#8000)です。#8000をプッシュすると、住んでいる都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科の医師や看護師から状況に応じた適切なアドバイスをもらうことができます。今回の夫のように、パニックになりそうな場面でも冷静に#8000への連絡を提案できるよう、あらかじめ頭に入れておくと安心ですよね。
著者:マンガ家・イラストレーター ミント

