メタボリックシンドローム予備軍は健康診断で分かる?
特定健診(いわゆる「メタボ健診」)では、腹囲測定・血液検査・血圧測定によってメタボ予備群かどうかを判定します。40歳以上、75歳未満の医療保険加入者が対象となります。毎年の健康診断で早期に把握できるため、生活習慣の改善を始める良いきっかけになります。
メタボリックシンドロームと予備軍の診断基準は?
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満があるかどうかが重要となります。他にも、いくつかの診断基準があります。
腹囲
男性は85cm以上、女性:90cm以上で内臓脂肪型肥満と推察されます。内臓脂肪面積が測定できる際には、男女ともに内臓脂肪面積100cm2以上かどうかで判定されます。
血圧
収縮期血圧(上の血圧)が130mmHg以上、かつ、または拡張期血圧(下の血圧)が85mmHg以上の場合は診断基準を満たします。
血糖
空腹時血糖は110mg/dL以上のときに診断基準を満たしています。
脂質
中性脂肪が150mg/dL以上、かつ、あるいはHDLコレステロールが40mg/dL未満の場合に診断基準を満たしたと判定されます。
BMI
BMIは肥満度を示す指標で、25以上は肥満とされます。ただし、診断基準そのものには含まれず、参考値として利用されます。

