
ナムグン・ミンとイ・ソルが共演する韓国ドラマ「夫婦の結末」の第5、6話が7月19日までに配信された。サイコパスな誘拐犯ノ・マニ(キム・デミョン)に連れ去られた妻セユン(ソル)の行方を必死に追うテジュ(ミン)。だがマニには、さらにサイコパスな“相棒”がいた…。衝撃過ぎる展開に、視聴者から悲鳴が上がった。(以下、ネタバレを含みます)
■テジュ、誘拐犯の正体をつかむ
「夫婦の結末」は、妻を誘拐され、さらにその容疑者にされてしまった男の孤独な闘いを描くラブサスペンス。誰もがうらやむカップル、脳外科医のカン・テジュと病院理事長のコ・セユンだが、その結婚生活は破綻寸前。ついにテジュが離婚を切り出した次の日、セユンが何者かに誘拐されてしまう。
さらに、テジュは誘拐の容疑者として拘束。セユンを何としても救うと決めたテジュは、警察の拘束を振り切って逃亡し、刑事たちの追跡をかわしながらたった1人で妻の救出に挑み、極限まで追い詰められていく。
かつてマニに妻を殺された元刑事イ・スヒョン(パク・ビョンウン)の協力を得て、セユンの居場所を探し始めたテジュ。第5話では30億ウォンとセユンを交換する取引をあらためてマニに持ち掛ける展開が、第6話ではついにマニの正体をつかむ展開が描かれている。
■誘拐犯をしのぐ不気味さ…イ・サンヒ怪演
セユンの誘拐を共謀したとして警察から指名手配を受け、追われる身となったテジュ。だが今、彼の頭の中にあるのはセユンを救い出すことだけ。5話では、30億ウォンを燃やすとマニを脅して取引に持ち込むが、作戦はあと一歩のところで失敗。またしてもセユンを救出できず、スヒョンもマニの運転する車にはねられて重傷を負った。
だが続く6話で、事態は大きく進展。テジュは、マニが身に着けていた特徴的なボタンを手掛かりに彼の正体をつかみ、自宅へ。そこでついに、監禁されていたセユンを発見した。
セユンを連れてその場から去ろうとするテジュの前に現れたのが、マニの妻キム・ギョンエ(イ・サンヒ)だ。焦点の合っていないような表情で「おなかすいた」とうわごとのように繰り返し、恐怖におののくセユンを見て面白そうに笑い、「地下室を換気しないと。私は臭いに敏感なの」と意味深な言葉を口にするなど、ギョンエはマニ以上に不気味で、得体の知れない雰囲気をまとったキャラクター。
地下室からセユンを救い出してその建物から逃げようとしたテジュは、突然満面の笑みで出入口に飛び出してきたギョンエと鉢合わせ。テジュがその異様な笑顔に気をとられていると、横からマニが飛び込んできてテジュに鉄の棒を振り下ろした――。

■「わたしの完璧な秘書」ではヒロイン親友役
丁寧な口調で薄ら笑いながらテジュを追い詰めていくマニもかなりの異常者だが、登場するなりそんなマニを超えるほどの異質なムードを漂わせたギョンエに視聴者の視線が集中。「ヒ~!妻もサイコパス!」「キム・デミョンもやばいけどイ・サンヒも怖い」「ギョンエの笑ってる顔がひと目で異常者。イ・サンヒさんの怪演っぷりがすごい」といった声が飛び交い、テジュとセユンが室内でギョンエと鉢合わせするシーンでは「なにこれ怖すぎ…もはやホラー!」の声も多く上がった。
ギョンエを演じるサンヒは、ドラマ「未成年裁判」(2022年)の参与官ジュ・ヨンシル役や映画「ロ・ギワン」の朝鮮系中国人ソンジュ役で演技力を高く評価され、多くのドラマで存在感を発揮している名バイプレーヤー。
「わたしの完璧な秘書」(2025年)ではハン・ジミン演じるヒロインの親友で、職場のパートナーでもあるソ・ミエを演じ、明るくコミカルな魅力を発揮。その一方で「北極星」(2025年)でチョン・ジヒョン演じる外交官ムンジュの補佐官ヨ・ミジを演じた際には、献身的な姿から視聴者の間ではかえって「ミジがムンジュを騙しているのでは?」の考察も…。
親しみやすい雰囲気の中にも強烈な存在感を漂わせる、不思議な魅力を持った俳優だ。話題のドラマ「鉄槌教師」ではネット上で誹謗中傷の被害を受ける教師チョン・ソニョンを演じている。
マニとギョンエという狂気の夫婦を敵に回し、テジュはセユンを守り切ることができるのか――。「夫婦の結末」は、毎週土・日曜にディズニープラス スターで1話ずつ新エピソードを独占配信中。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

