息子がサッカーを始めて間もないころ、初めて誘われた“ある行事”。行きたがる息子と、不安で渋る私。そんなとき、夫がある告白をして……。友人が、体験談を語ってくれました。
サッカーを始めた息子に、“初めての誘い”
小学2年生の息子が始めたサッカー。
最初は不安もありましたが、すぐにチームにも慣れ、練習にも意欲的に通っていました。
そんなある日、練習終わりに「今度みんなで食事会をするから、一緒にどう?」と声をかけられたのです。人数は30人ほど集まる様子。
息子は「行きたい!」と目を輝かせました。
ところが、私は躊躇しました。
翌日は学校もあるし、私は保護者の知り合いがほとんどいません。
正直に言えば「気まずいな」という気持ちが強く、つい渋い顔をしていました。
気乗りしない私に、夫の意外な一言
すると夫が一言。
「本人が行きたいって言ってるんだから、俺が連れて行くよ」
思わぬ提案に驚きつつ、安心した私。けれど夫の次の言葉に、胸を打たれました。
「俺も子どものとき野球をやってたけど、こういう食事会へ親に連れてってもらったことは一度もなかった。親に『忙しいから』って言われて。でも、ずっと羨ましかった。だから息子の『行きたい』気持ちはよくわかるんだよ」
その言葉に、私はハッとしました。自分の都合ばかり考えていたけれど、子どもにとっては大切な経験なのです。

