「あなたの家は本当に安全?」赤ちゃんを危険に晒すNG部屋になってない?今すぐ見直すべきポイント!

「あなたの家は本当に安全?」赤ちゃんを危険に晒すNG部屋になってない?今すぐ見直すべきポイント!

赤ちゃんが過ごす部屋の掃除

赤ちゃんが過ごす部屋や寝室はこまめに掃除することが大切ですが、忙しいと難しいことも。室内のホコリなどがたまりにくい環境を作りましょう。また、テレビなどの電化製品の近くは、静電気などでホコリがたまりやすいこともあります。音や光の刺激が赤ちゃんにとって強すぎる場合もあり、赤ちゃんの寝る環境としてはおすすめできません。


毎日掃除はしたいものの、赤ちゃんの機嫌やママの体調によっては、掃除機をかける時間がないときもあるかもしれません。赤ちゃんが寝ている間に掃除ができるように、音が出ない掃除グッズが便利です。赤ちゃんの布団周りやカーペットは、粘着カーペットクリーナーで掃除、畳やフローリングはフローリングワイパーなどで掃除するのがおすすめです。


カーペットなどは、外したり毛足が短い物にしたりするのもいいかと思います。エアコンのフィルターにホコリがたまっていると空調の機能も落ちてきます。フィルターの掃除もしておきましょう。


赤ちゃんの過ごす部屋は、1時間に1回10〜15分程度の換気が理想ですが、家族に花粉症の方がいる場合は換気が難しい場合もあるかもしれません。その場合は、空気清浄機を用意しておくのもいいかもしれません。


家具や飾りも見直してみよう

リビングには、置物や写真立て、鉢植え、テーブルクロス、ガラステーブルなどさまざまな飾りがあります。大人だけの生活では気づかない、赤ちゃんへの危険が潜んでいることがあります。少し余裕のある妊娠中に、見直してみるのもいいでしょう。


つかまり立ちをしたときに、手に届きそうな場所に口に入るような小さな置物を置いたり、棚やテーブルにクロスを引いたりするのは危険なので片付けていきましょう。


壁にポスターなど画鋲を使って留めている場合、落ちてくる可能性もあります。テープなどに変えてみるのもいいでしょう。


家具もガラス製のテーブルや家具、角がある家具やテーブルなどは買い替えを検討したり、今後コーナーガードをつけるなど工夫していきましょう。


出産前に赤ちゃんの生活のイメージを持つことは意外に難しいものです。赤ちゃんにとって安全な環境か、子どものいる友人やきょうだいに部屋のチェックをしてもらうのもいい方法です。自分たちだけでは気づかなかったリスクを発見できるかもしれません。余裕のある妊娠中に準備してみてくださいね。



作画:はたこ

監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀

2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。

提供元

プロフィール画像

ベビーカレンダー

『ベビーカレンダー』は、赤ちゃんの成長に合わせて一人ひとりに必要な情報を、毎日個別にカスタマイズしてお届けする、妊娠・出産・育児の情報サイトです。 妊娠してから1歳までのお子さまを持つかたに向けて、毎日新しい、役立つ情報をお届けします。 日めくりカレンダーを毎日めくるように、『ベビーカレンダー』を、ぜひ毎日ご活用ください。