
見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)の第84回が、7月23日に放送された。瑞穂屋の文(内田慈)の胃がんが進行する中、直美(上坂)がやりたいことはないか問う様子などが描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■真実の告知、そして寛太が明かす文の過去
環(英茉)から直美の様子を聞き、新潟から急ぎ帰ってきたりん(見上)は、葛藤する直美の背中をそっと押す。意を決した直美は、文に末期の胃がんであることを伝える。
文は動揺することもなく、「ありがとう、教えてくれて。おかげですっきりしました。今まで悩ませてしまったでしょう。ごめんなさい」と静かに事実を受け入れるのだった。そして直美は、「もし自分が家族だったら」と考え、何かやりたいことはないかと文に問いかける。
後日、文のもとへりんと環がお見舞いに訪れ、女性4人で双六を楽しむ穏やかな時間を過ごす。「女同士おしゃれにぶどう酒でも…」と冗談を言う文と、笑顔を見せる直美。その睦まじい姿に、りんは深く心を打たれるのだった。
一方、直美のもとへ再び寛太(藤原季節)がやって来る。直美の母の情報を探し続けていた寛太は、彼女が一緒に逃げてきた男と船に乗って外国に行くつもりだったが男に裏切られてしまったこと、そして自分一人生きていくこともままならず、せめて子どもだけは助けようと教会に置いて行ったという真相を明かす。
■卯三郎へ託した願いと、直美を癒やす小川の無邪気な笑顔
瑞穂屋店主・卯三郎(坂東彌十郎)も文のもとを訪れる。得意の手品でチョコレートを差し出した卯三郎は、「よく頑張ってきましたね」と優しく微笑む。
文は「卯三郎さんに褒められるのは3度目です。初めて会った時、働き始めた時、今。リターンのために人をおだてることはあっても、なかなか褒めてはくださらない。瑞穂屋ではいろんな国から来た人に会いましたけど、卯三郎さんは厳しい商売人ですからね」とほほ笑み返す。文は長年世話になった卯三郎に深く感謝を伝え、最後に一つだけ願いを託すのだった。
その頃、直美は重い表情で街を歩いていた。偶然団子屋の前で小川(甲斐翔真)と出くわした直美は、饅頭を口いっぱいに頬張りうれしそうに手を振る小川の姿に、思わず笑みをこぼす。

■愛おしそうに頬へ触れる手…文が語る「最後の願い」
文の病状は日に日に進行していく。ある日、直美は看病の途中で文の横で眠ってしまう。外から聞こえるのは、子どもたちの遊ぶ声とカラスの鳴き声。そんな穏やかな時間のなかで目を覚ました文は、直美の寝顔を見つめ、愛おしそうにその頬へそっと手を伸ばす。そして直美の胸元にあるお守りを見つけ、驚きの表情を見せるのだった。
文の動きに気づいて目を覚ました直美と、見つめ合う二人。文はついに「直美さん…一つだけしたいことがあります」と静かに口を開く。

■あふれ出る“母の愛”に涙腺崩壊…次回「金曜日の神回」へ期待高まる
文が溢れんばかりの母親としての表情を見せた今回。SNS上には「愛しそうに直美ちゃんに触れるシーン、涙が出た」「直美ちゃんがお母さんの温もりを感じられますように」「双六のシーン、微笑ましい光景だからこそ切なかった」と感動の声が殺到した。
また、次回は毎回大きな展開が訪れる金曜日ということもあり、「明日は間違いなく神回だ…覚悟して見よう」「文さんの願いって何だろう」「絶対泣いてしまう…みんなが幸せになれますように」と、感動を予感するコメントが多数寄せられている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


