私は妊娠中、食べづわりがひどく、臨月のころには妊娠前から20kgほど体重が増えていました。人生で経験したことがないほど体が重く、腰痛やむくみなどのマイナートラブルも重なり、毎日を過ごすだけで精いっぱい。体型の変化にも強いストレスを感じていました。
夫のノンデリ発言に絶句!
ある日、私が日課の体重測定をしていたときのことです。突然、夫がやって来て、体重計の数字を大きな声で読み上げました。いつものじゃれ合いのつもりだったのかもしれません。けれど、その直後、夫は私のおなかをぽんと触りながら、こう言ったのです。
「おっ、太ったな! はっけよ~い、のこった!」
その瞬間、私は言葉を失いました。おなかの中で赤ちゃんを育てている大切な体。自分でも体形の変化に戸惑い、しんどさを抱えていた時期だったからこそ、夫の言葉が深く刺さりました。
しかも、妊娠してから一緒に運動する機会が減り、夫自身も10kgほど体重が増えていたのです。それなのに私だけをからかうような態度を取られ、悲しさと悔しさで涙が出てしまいました。
産後も忘れられず……
その場では泣いて終わってしまいましたが、娘が生まれて7カ月たった今でも、私はあのときのことを忘れていません。夫には今も時々、「あのとき、臨月の私に何て言ったか覚えてる?」と話しています。
夫もさすがに反省しているようで、そのたびに私にやさしくしてくれます。正直、完全に許すには、もう少しわがままを聞いてもらわないと気が済みません。
妊娠中の体は、自分の意思だけではどうにもならない変化がたくさんあります。体重が増えることも、おなかが大きくなることも、おなかの中で赤ちゃんを育てているからこそ。夫にとっては何げない冗談でも、当時の私には深く傷つく言葉でした。まずは体を気遣い、気持ちに寄り添ってもらうことが大切だと痛感した出来事です。
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妊娠中の体の変化は、赤ちゃんを育てているからこそ起こるもの。本人が一番戸惑いや不安を感じていることもあります。たとえ冗談のつもりでも、体型をからかうような言葉は相手を深く傷つけてしまうことも。大切な時期だからこそ、笑いにするのではなく、体調や気持ちに寄り添う言葉をかけられるとよいですね。
著者:澤田 由紀子/20代女性/7カ月の娘と夫と私の3人暮らし。医療機関に勤めて7年目。現在は育休中です。
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

