
内田有紀と寺西拓人がW主演を務めるドラマ「ラストノート」(毎週木曜夜10:00-10:54 、フジテレビ系/FODほかにて配信)の第3話が、7月23日に放送された。澄晴(寺西)の前に優子(坂井真紀)が、そして葵(内田)の前に澄晴の父・眞澄(佐々木蔵之介)が現れ、新たな動きが生じる様子などが描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■歳の差男女が織りなす純愛物語
本作は、環境も積み重ねてきた人生も全く違う、交わるはずのなかった年の差の男女が、静かに引かれ合い、やがて人生で最も激しい恋へと導かれていく姿を描いた大人の純愛ストーリー。
タイトルの「ラストノート」は、時間ごとに変化していく香水の“最後の香り”を表す言葉。つけた瞬間の第一印象となる“トップノート”、香水のメインの香りとなる“ミドルノート”、香水の最後の香りで、肌と溶け合うことでその人だけの香りを残す“ラストノート”。本作は、そんな香水の最後に残る特別な余韻“ラストノート”のように、今までしまっていたはずの思いが香る純愛が描かれている。
■迫り来る現実と親の支配…すれ違う二人の葛藤
澄晴のもとへ真っ赤なワンピース姿で現れた優子。言葉を失う澄晴に、「お金ちゃんと受け取ったよ」と告げる。葵が自分の代わりに金を渡したことを悟り、澄晴は罪悪感と迫る示談金支払いの現実の間で葛藤するのだった。
一方、葵のもとへは澄晴の父・眞澄が突然現れ、二度と息子に近づかないよう忠告。その支配的な様子に違和感を覚えた葵は元夫・奥田(徳井義実)に相談し、眞澄が毒親なのかもしれないと察するが、自分にはもう関係のないことだと再び心にふたをするのだった。
■追い詰められる澄晴と、父親が見せる異常な執着
澄晴が苦しむ様子を見て、莉奈(桜井日奈子)はパパ活にさらに力を入れる。しかしある日、ホテルで男性客とトラブルに発展し傷を負ってしまう。その様子を、偶然打ち合わせ中だった葵が見かけ、温かい声をかけるのだった。
一方、澄晴は必死にターゲットを見つけるため、街で女性たちに声をかけ続けていたがうまくいかない。そんな中、過去の絵画教室の恩師・二宮(丸山智己)に声をかけられる。せっかく大きな賞を取ったのに父を説得できず申し訳ないと謝罪された澄晴だったが、過去を振り切るようにその場を立ち去るのだった。
息子を跡取りにさせたいという夢を、自分が別の夢を見たことで壊してしまったと自分を責め続ける澄晴。そんな澄晴に対し、眞澄は「おれが犯罪者になってもいいのか」と追い打ちをかけるように逆ギレ。さらに葵と二度と会わないように釘を刺したと告げ、澄晴を絶望させるのだった。

■傷ついた澄晴に届いた葵の言葉「信じるの、自分のこと」
葵は総務部として50周年記念パーティーの準備に追われていた。その中で、かつて自分のせいで中止になった自社ブランドの話が再び上がっていることを知る。チームメンバーの夢を壊してしまったにも関わらず今も未練を感じてしまう自分に、嫌気がさす葵だった。
そんな中、澄晴は葵に電話をかける。「俺だって必死に生きてんだよ、あんたにはわかんないだろうけど。でもうまくいかないんだよ。なにやってもうまくいかなくて、でもわかんなくて。ずっとわかんなくて」と本音をこぼす澄晴の言葉に、葵は「自分の声は聞こえてる?信じるの自分のこと。信じて。じゃないと後悔する」とエールを送るのだった。

■覚悟の決断と「一週間後の約束」…明かされる絵画のサイン
そしてついに期日となり、澄晴が最後のターゲットに定めたのは優子だった。300万円の絵を契約した優子は、「葵にもきちんと話さないのね、私たちのこと」と恋人気分でいた。しかし、澄晴の頭からは葵の言葉が消えず、ついに決意を固める。優子がサインした契約書を破り捨て、会社携帯を置くと「辞めます」と突然宣言。追いかけてきた優子には「俺、あなたには恋愛感情ないです。嘘でした。全部嘘でした」と頭を下げて立ち去り、父からの連絡に対しても示談金を支払わないと告げるのだった。
澄晴が向かったのは、駅のピオニーの絵の前。するとそこには、一人佇む葵の姿があった。澄晴は会社を辞めたことを報告し、優子に支払った金を全額返すと約束。そして二人は、「一週間後の19時に絵の前で待ち合わせる」という約束を交わす。そのピオニーの絵には、「Subaru」というサインが刻まれていた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部


