
■【概要】いたばし花火大会とは?
東京都板橋区の河川敷で開催される「いたばし花火大会」。毎年、荒川を挟んで隣りの埼玉県戸田市の「戸田橋花火大会」と同時で花火大会を開催しており、両岸で約1万5000発の花火が打ち上げられる。
都内最大級の尺五寸玉(15号玉)があがる花火大会として知られており、国内最高峰の花火師10人による芸術玉の競演や、豪快な「ナイアガラの滝」、対岸の戸田橋との合同打ち上げなど、見どころ満載の花火大会となっている。
打ち上げ場所が観客席に近いことも特徴の一つ。花火が夜空にドーンと打ち上げられるたびに、体に響く音もこの大会の醍醐味。例年、約55万人の人出があり、都内屈指の規模を誇る大会だ。少雨時は決行予定、荒天中止(順延なし)。
▼観覧する方法は2つある。
・有料エリアは、セブンイレブン店頭(マルチコピー機)、またはチケットぴあにてチケット購入が可能。
・無料観覧エリアは、荒川河川敷上流の一部のみ(最寄り駅:都営三田線高島平駅)
▼有料観覧席(2026年の予定)
・陸上競技場席
・プライムシート
・S席
・A席
・有料自由席、ほか
※販売対象や購入条件については大会公式サイトを確認。
■【見どころ】迫力満点!都内最大級、夜空に華ひらく尺五寸の大玉
都内の花火大会で打ち上げられる最大サイズの打ち上げ花火は4号玉から8号玉がほとんど。いたばし花火大会では、10号玉が68発も打ち上げられる。さらに、都内最大級の尺五寸玉(15号玉)が5発も打ち上げられ、直径320メートルの大迫力の花火が夜空に輝く。また、広い荒川河川敷を舞台に全長300メートルにわたって流れ落ちる大瀑布「ナイアガラの滝」も、会場を華麗に盛り上げる。日本最高峰の花火師10人による芸術玉の競演も、「いたばし花火大会」ならではの贅沢な楽しみ。
2026年は板橋区観光協会創立50周年を記念した特別な花火が打ち上げられる予定。例年、フィナーレを飾る大迫力のワイドスターマイン「天空のナイアガラ」など、見どころ満載。夏の夜空を舞台に繰り広げられる荘厳なショーを、体中で満喫できる花火大会だ。

■【歴史】埼玉県戸田町と東京都板橋区の友好の花火
1950年(昭和25年)、東京都板橋区と埼玉県戸田町との間で境界変更が行われたのを記念し、翌1951年8月18日に「戸田橋花火大会」として開催されたのがいたばし花火大会の始まりだ。当時、板橋区舟渡町と埼玉県戸田町との境界線は荒川の流れを挟んで複雑に入り組んでおり、それを是正するため東京都と埼玉県で話し合い、線引きが行われた。花火大会はこれを記念し、今後の末永い友好関係を願い、戸田町からの依頼により板橋区が後援する形で花火大会が始まった。
大会の名称は、「戸田橋花火大会」から「区民納涼花火大会」「板橋花火大会」と名前を変え、1988年(昭和63年)の第30回から「いたばし花火大会」となり、現在に至っている。1993年(平成5年)には、会場となっている荒川河川敷の土手が、座りやすい階段状に整備され、花火が見やすくなっている。ただし土手は草がかなり生えているので、レジャーシートを持っていくとよい。

■【2026年の変更点】会場レイアウトが大幅リニューアル!
2026年は会場レイアウトが大きく変わっており、事前確認が必須だ。
これまで無料で利用できた「硬式・軟式野球場」「14〜17エリア」が、今年から「有料自由席(2000円)」に変更された。また、無料観覧エリアが下流側から上流側(芝生広場方面)へ大幅に移動している。
無料で観覧したい場合は、必ず都営三田線「高島平駅」を利用すること。JR浮間舟渡駅や都営三田線の西台駅・蓮根駅は無料観覧エリアへのアクセスには使えないため注意が必要だ。
■【屋台・飲食情報】屋台の出店もあるが、自前で用意する人も多い
会場内には複数カ所に、屋台やキッチンカーによる出店がある。出店場所の詳細は公式サイトのマップを確認。焼きそば、たこ焼き、かき氷などの軽食やおつまみ、ソフトドリンク、アルコールが販売されるが、いずれもピーク時にはかなりの行列ができる。
陸上競技場内には、各国料理や飲み物が楽しめるフードトラックマーケットもあるが、こちらを利用するには陸上競技場席チケットが必要となる。
途中のコンビニでは路面でホットスナックなどの販売があったりするが、時間帯によってはかなりの行列となる。お弁当や軽食を持参してくる人も多い。混雑で思うように動けないことも多いので、保冷バッグに飲み物や食べ物を冷やして持参することをおすすめする。

■【花火が見える穴場スポット】
2026年は無料観覧エリアが上流側(芝生広場方面)に移動したことで、会場周辺の人の流れも変化している。無料で観覧したい場合は、都営三田線「高島平駅」から上流側エリアを目指そう。最新の混雑状況は公式サイトやSNSで確認することをおすすめする。
また、「有料自由席エリア(硬式・軟式野球場)」「陸上競技場」「芝生広場」では、終了時に退場規制が設けられるため、終了後はすぐに移動しようとせず、しばらく現地で待機するのも混雑回避の一手だ。
■【混雑情報】混雑を避けるための対策を立てよう
例年、多くの人出でにぎわう「いたばし花火大会」。2026年も大変な混雑が予想されている。特に混雑が激しくなるのは、会場周辺および浮間舟渡、西台といった最寄り駅周辺。夕方から夜にかけて、歩くのも困難なほどの人出になる。
ピークの時間帯は以下のとおり:
■16時~18時:場所取りや早めの到着者でやや混雑。17時から交通規制がかかる
■18時~19時:最寄り駅や周辺道路が混雑
■19時~20時30分:打ち上げ中は混雑のピーク。移動はほぼ不可能に近い
■20時30分~21時30分:花火終了とともに駅までの道が混雑し、長時間の待機も
交通規制も広範囲におよび、17時〜22時のあいだ会場周辺は車両乗入禁止区域となる。また、都営三田線高島平駅・西台駅・蓮根駅、JR埼京線浮間舟渡駅から会場までの一部道路が歩行者専用となる。
無料観覧エリアは満員になり次第入場規制がかかる。特に早期の規制が予想されるため、早めの到着を心がけよう。
自転車での来場は自粛が呼びかけられており、車での来場は不可のため、公共交通機関の利用が必須だ。花火終了とともに最寄り駅が混雑するため、事前のICカードのチャージが推奨されている。
混雑回避のポイント
・帰宅時間をずらす、もしくは会場から少し離れたエリアで観覧
・最新の交通・混雑情報を当日もSNSや公式サイトで確認
・帰りは比較的空いている高島平駅を利用するか、花火終了後しばらく会場内で待機する
暑さ対策も忘れずに
例年、多くの人出がある花火大会、暑さ対策もしっかり用意しておきたい。特に晴天時は花火大会開催前の時間帯は日差しも強く、かなり暑くなる。一斉に移動する花火大会終了後も、人が多く、かなり蒸し暑くなる場合もある。日傘やハンディーファン、飲み物などを用意しておきたい。
それでも万が一体調がすぐれない場合は、救護所も1階段脇、エリア4、エリア9、エリア13、エリア17の近くに用意されているので、速やかに救護スタッフに相談しよう。

■【トイレ情報】事前に済ませておくのがベスト!
いたばし花火大会では各所に仮設トイレが設置されているが、非常に込み合うため、事前に降車駅付近や会場周辺の公衆トイレを利用しておくのが基本。特に花火後半は長蛇の列ができる。

会場内全域に男女別のトイレが設置されている。女性用トイレが増設されているのがありがたい。車イスで利用できる障がい者用トイレは、陸上競技場内と、エリア4、エリア13に設置されている。また、板橋区舟渡ホールなど、会場外にも仮設トイレが設置されている場所もある。

■【開催日・打ち上げ時間】開催可否は区の自動音声でも
開催日は2026年8月1日(土)、打ち上げ時間は19時〜20時30分。そのほか、花火大会の開催可否については公式サイトやX(旧Twitter)をチェック。また、当日、板橋区くらしと観光課(03-3579-2251)で自動音声で開催可否を伝えてくれる。
■【アクセス】来場の際は、必ず公共交通機関を利用しよう
有料席利用者は都営三田線西台駅・蓮根駅または、JR埼京線浮間舟渡駅から徒歩約20分。無料観覧の場合は都営三田線高島平駅から徒歩約20分。駐車場は設置されていないので、来場の際は公共交通機関を利用しよう。
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※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。

