
黒木メイサが主演を務めるHuluオリジナルドラマ「八神瑛子 -上野中央署 組織犯罪対策課-」(Huluにて第1話・第2話配信中/毎週金曜に最新話配信[全5話])の配信前夜祭が7月23日、都内にて開催された。トークセッションでは、Aぇ! groupの小島健が黒木らキャスト陣を自身のYouTubeチャンネルへ勧誘するも、まさかの“長い沈黙”に包まれる一幕や、座長・黒木の発言に笑いが起こるなど、大いに盛り上がった。
■小島健、八神瑛子キャスト陣をYouTubeチャンネル勧誘も長い沈黙に苦笑
本作は深町秋生氏の警察小説「組織犯罪対策課 八神瑛子」シリーズを原作に実写ドラマ化した復讐サスペンス。組織犯罪対策課、通称“マル暴”の刑事・八神瑛子(黒木)が、裏社会の人間たちとも手を組み、不可解な死を遂げた夫の死の真相を追うというストーリー。
イベントには黒木、小島のほか、毎熊克哉、高良健吾、りょう、池内博之、藤木直人、廣木隆一監督、MCとして映画・ドラマ好き芸人のこがけんが登壇した。
全編英語台詞という難役に挑んだ小島は、「アクションも初めてだったので、一つ一つ、英語の一言のニュアンスから勉強させていただいた」と真摯な役作りを振り返る。しかし、番組公式Xで募集した質問コーナーでは、一転して小島らしいキャラクターが爆発した。
自身のYouTubeチャンネル「最強漢小島健伝説」にちなみ、「グラニソの最強ポイントは?」と聞かれると、「急に?(笑)」と困惑。「僕、YouTuberもやってて、『最強漢小島健伝説』…」と説明を始めるが、客席から漏れ聞こえるクスクス笑いに、黒木が「それ、どんなYouTubeなんですか? すごい笑ってるんですよ、皆さんが」とたまらずツッコミを入れる。
小島は「最近やったのは、アルミ玉。アルミホイルを叩くと丸くなって、綺麗な鉄球のようなピカピカした玉ができるんですけど。あれに挑戦するとか…」と必死に説明を続けるも、「ちょっと恥ずかしいんですけど、このメンツで話すことじゃありませんね(笑)」と、豪華俳優陣を前に照れ笑いを浮かべることに。
さらに、「ゲストには誰を呼びますか?」という質問に、「皆さんに出ていただいて“八神瑛子ごっこ”したいですよ。YouTubeやと銃が“水鉄砲”になると思うんですけど、そういう規制のかかった“八神瑛子ごっこ”、ぜひどうですか、皆さん!」と、黒木をはじめとするキャスト陣に猛烈アピール。
しかし、呼びかけに対してキャストたちは完全沈黙。誰もマイクを持とうとせず、数秒間にわたってシュールな時間が流れると、小島は「なさそう」と苦笑い。「いつかできたらいいなと思ってます。ぜひ参加してください!」と諦めずに再び呼びかけた。

■座長・黒木メイサ、役への没頭で“自分が座長”を忘れる?
久々の主演作でダークヒロインに挑んだ黒木。役作りについて問われると、「目的のためなら手段を選ばない刑事ですが、大事にしていたのは『復讐がどこから来ているのか』ということ。瑛子がなぜここまで強くあらなければいけなかったのかという背景や、大事な人を失った繊細な女性の心も忘れずに演じたいと考えました」と、瑛子の内面にある葛藤を重視したことを明かす。
また、過酷な復讐劇という作風ゆえピリついたシーンが多かった撮影現場だが、「皆さんがお持ちくださる差し入れがすごくおいしくてですね(笑)。体を動かしているからか、それを言い訳にいつも差し入れの前でお話ししながら食べてました」と和やかな舞台裏も語る。
役への没頭ゆえ、自分が座長(主演)だったことに途中で気づくようなこともあったという。「なので、個人的な反省としては、あまり現場を引っ張れなかったんじゃないかなと。ただ、瑛子として一生懸命現場で過ごさせていただくことでまとまりが出ていたならいいなと、いまさらながら思っています」と謙虚に振り返る。
これにこがけんが「皆さんどうですか? 引っ張ってなかったですか?」とキャスト陣に聞くも、皆が沈黙して、黒木は「フォローしてよ!」と思わず声を上げることに。とは言え、みな首を横に振り、黒木の謙遜をしっかり否定。座長への信頼があふれた光景に、会場からは温かな拍手が送られた。
最後は座長として、「大きなスクリーンやご自宅など、それぞれ違う雰囲気で体感していただけると思います。音楽も本当に素晴らしいですし、瑛子は、誰が敵で誰が味方か分からない中で黒幕までたどり着けるのか、ぜひ楽しみに見ていただきたいです」と力強くアピールした。
◆取材・文=鈴木康道


