結婚する前、義母は私にやさしく接してくれましたが、結婚後、夫と帰省するたびに少しずつ意地悪な一面が見えるようになりました。帝王切開で出産したあと、ようやく義実家を訪れた私を待っていたのは、夫と義父には高級ステーキ弁当、私にはおにぎり弁当というあまりにも露骨な扱い。さらに義母が口にした言葉で、私はその本性を知ることになったのです……。
義母がお弁当で差別…。理由にあ然
夫と結婚して妊娠した私は、帝王切開で息子を出産しました。溺愛する息子に子どもが生まれたことで、義母は大喜び。「早く孫に会いたい」と言われたものの、私は出産後体調が回復せず、息子を連れて義実家にすぐには帰省できませんでした。
体調がようやく落ち着き、自宅に帰ってワンオペ育児に必死になっていたある日、知らない間に義実家への泊まりが決定していたことを知りました。義母は夫に、一度家に帰省するように伝えていたようです。
仕方なく車で2時間かけて、家族で義実家に行くと義母は大喜び。「生まれたお祝いに外食に行こう」と夫と話していました。しかし、長時間の移動で疲れていたため、私は参加せず家で休むことを夫と義母に提案。すると「あなただって日頃頑張ってるんだから、たまにはこっちでごちそうさせてよ」と言うのです。半ば強制のような形で私は車に乗せられ、出かけることになりました。
そして到着したのは、いつもの行きつけの和食レストランではなく、なぜか地元のスーパー。息子を抱っこして車から降りると、義母は「あなたに合わせて、今日は外食ではなくお弁当にしたの」と。義母が見せるやさしい配慮に、私はほっと胸をなで下ろしていました。
義母は自分は幕の内弁当、夫と義父には高級ステーキ弁当を選ばせたあと、私の腕を引っ張って隅にある惣菜コーナーに連れていきました。そして「あなたはこれで十分でしょ」と、そこにあった小さなおにぎり弁当を差し出したのです。しかもそれは、半額シールが貼られたもの。
呆気にとられていると「だって、今日はあなたの体調のせいでみんな弁当で我慢したんだから、これでも贅沢なくらいよ。私の息子は仕事もして子育ての手伝いもさせられてるって言ってたわよ。あなたは母親なのに何やってるの?子育てぐらいちゃんとしなさいよ」とチクリ。私は何も言えず、見切り品のお弁当を食べるしかありませんでした。
その後、義実家へ帰省するときはパンなどの軽食を持参し、食事が足りないときはそれを食べるようにしました。また、義母とはなるべく距離を置き、体調不良を理由に帰省の回数を減らすことで、自分の心を守るように。
夫婦関係にもさまざまな問題が重なり、最終的に離婚に至りました。今では義母との交流もありません。あのとき受けた理不尽な扱いを思い出すと、今でもモヤモヤすることはあります。それでも、無理をして相手に合わせるのではなく、自分と子どもたちを守ることを優先してよかったと思っています。
著者: 山本りりか/40代女性/2012年生まれの息子、2016年生まれの娘のシングルマザー。営業事務、受付の後に学童指導員として7年勤務。2人目の出産のため退職し、現在は書店にてパート勤務。食物アレルギー持ち&発達グレーの息子と、癇癪持ちの娘の育児に奮闘中。ラグジュアリーなホテルに泊まるのが夢。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

