生後6ヶ月の孫あかりちゃんに会いたいという義両親のため、日帰りで義実家訪問を計画したヨシオさんとミサさん。ところが前日に義母から、義実家ではなくサービスエリアに集合してほしいと一方的な予定変更を告げられ、これまでも悪気なく周囲を振り回す義母に度々迷惑していたミサさんは不安がよぎります。当日の朝、サービスエリアで合流するも「いい所に連れてってあげるから黙ってついてきて」とまだ行き先を教えてくれずもったいぶる義母。あかりちゃんのお世話のタイミングなどお構いなしの義母にモヤモヤしつつ、義両親の車の後をついていくも1時間以上経っても一向に目的地に着きません。長時間のドライブにあかりちゃんもぐずり出し、ヨシオさんが義母に連絡すると、ようやく「山奥のホテルでランチを予約してる」と目的地を教えてくれました。あかりちゃんに無理をさせてまでこんな計画を立てる義母にイライラしつつ、ようやくホテルに到着したミサさんたちは、ホテルのフロントで宿泊の案内をされて驚きます。驚くミサさんたちに、義母は「サプラ~イズ!」と満面の笑み。日帰り帰省の予定が突然義両親との1泊同室旅行となり怒りを覚えるミサさんですが、受け入れるしかない状況。「素敵なホテルだからどうしても連れてきてあげたかった」という義母の気持ちを汲み、悪気はないのだから諦めて楽しもうと思ったミサさんですが、一番はしゃいでいるのは義母でした。夕食は部屋に運んでもらえると義母から聞いて安心していましたが、義母の予約ミスで実際に予約されていたのは10階のレストラン。仕方なくベビーカーでレストランに行くことにしたものの、義両親とヨシオさんはあかりちゃんのオムツ替えをするミサさんを置いてさっさと3人でレストランに行ってしまったのでした。
レストランで娘が泣き出しいたたまれず部屋に戻る

日帰りの義実家帰省のはずが、義母のサプライズで山奥のホテルで義両親と同室の1泊旅行になってしまった私たち。生後6ヶ月のあかりがいるので夕食が部屋食と聞いて安心していましたが、義母の予約ミスで10階のレストランが予約されていました。仕方なくベビーカーで連れて行くことにしましたが、私が慌ててあかりのオムツ替えをしている間に義両親と夫はさっさと先にレストランに行ってしまいました。
私は少し遅れて、あかりをベビーカーに乗せて10階に向かいました。

食事が始まってしばらくの間、あかりは大人しくしてくれていました。

しかし、途中であかりがぐずり出しました。慣れない場所だから無理もありません。

初めは小さな声でぐずっていただけでしたが、次第に大きな声で本格的に泣き出してしまったあかり。「あかりちゃん、どうしたの~」と義母が声をかけますが一向に泣き止まず、「ほら、ミサさん、泣いちゃったわよぉー」と私に言ってきました。

「ミサさん、聞こえてる?泣いてるわよ」と義母に言われた私は、朝から振り回されっぱなしだったこともあり腹立たしさを覚えましたが、グッと堪え、

「すみません、泣き止みそうにないですし、部屋戻りますね。他の方の迷惑になってしまうので・・」と言ってあかりを抱いて立ち上がりました。

義母は「あらそぉ?分かったわ」とあっさり受け入れ、夫は「テイクアウトあるみたいだから後で持っていくね」と言うだけで手伝う素振りも見せません。私は「ありがとう・・」と呟き、泣き止まないあかりをベビーカーに乗せると足早にレストランを出ました。

エレベーターを待つ間、周りの家族連れやカップルの楽しそうな会話を聞きながら、何とも言えない気持ちになりました。私、なんでこんなところにいるんだろう・・。
サプライズ旅行も夕食の手違いも、どれも本当に義母に悪気はないのかもしれません。でも、ミサさんとあかりちゃんへの気遣いはもう少しあっても良いのではないでしょうか。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

