
コミックの映像化や、SNS発の話題作が次々と生まれている今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は5月にナンバーナイン社より刊行された読切作品『高嶺の花はひとつでいい!』を紹介する。作者の瑠夏子さんが5月30日にX(旧Twitter)で「幼馴染おじょうさまライバル百合」とコメントを添えて本作を投稿したところ、1500件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では作者で瑠夏子さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■最強になって帰ってきた幼なじみ

名門お嬢様学園でトップの座に君臨するもも。常に成績優秀で周囲から憧れの存在として見られているももは、学園でテストの順位が発表されると自信満々で順位を確認しに向かう。しかし、結果はまさかの2位。1位の座を奪ったのは、幼なじみの椿芽亜莉だった。
幼なじみという関係性から周囲は「2人ともお似合い」と微笑ましく見守る一方で、ももは昔とはまるで変わってしまった椿に複雑な思いを抱く。幼い頃はいつも自分の後ろをついてきたはずの椿。しかしいつの間にか身長も、学力も、運動能力すら追い越されてしまった。
ついには涙を流して悔しがるももに、椿は「私に負けたのが悔しくて泣いてたの…?」と驚く。「だったら何!?気持ちいい!?呆れた!?」とさらに気を高ぶらせるももだったが、椿は穏やかに微笑んで“変わるための努力”を積んできた真相を明かし…。
読者からは、「朝起きたら最高の作品に出会えて神」「尊すぎて好きすぎる」「ももちゃんのクルクル変わる表情かわいい~!」「認め合って高め合える関係性が最高」など、多くのコメントが寄せられている。
■好きなものを詰め込んだ一作 幼なじみラブコメ誕生秘話

――本作のお話を作るきっかけはあったのでしょうか?
元々は商業連載用の企画のひとつとして考案していたものでした。幼馴染やお嬢さま学校が好きで、そういう好きなものを集めてかたちにしたのが本作です。打ち合わせを経た結果、現在連載中の『フレンドガールフレンド』を制作することになりましたが、この企画も気に入っていたので短編として制作しなおすことにしました。
――本作では、ももと椿の関係性が幼少期から逆転していて、戸惑っていくももの表情がかわいらしく非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
やはりももの表情は描いていて楽しかったです。怒ったり泣いたりドキドキしたりと色んな表情を描くことができました。泣き顔が気に入ってます。椿に関しては、悪気はないけどももを怒らせるようなデリカシーのない言動が気に入っているので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
――描いていて特に印象に残っているシーンや、思い入れの強い場面があればお聞かせください。
最後の「ももちゃんに完璧に勝って~」のシーンです。2人がダンスを踊っているような構図にしたのが、1枚の絵のようにはまってお気に入りのシーンになりました。
――今後の展望や目標をお教えください。
商業連載はもちろん、自主制作や短編もどんどん描いて、描けるものの幅を広げていきたいです!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも沢山の応援をありがとうございます…!楽しんでいただけるようこれからも制作を頑張ります!

