長女を出産したときのことです。妊娠中、早産する危険性が高いと指摘され切迫早産で6カ月入院し、予定日の2週間前に退院しました。その後、予定日2日前の夜におなかが痛み出し、間隔を測ると5分。夫の車で病院へ向かいました。
出産直後に医師と助産師さんが険悪ムードに!
病院入口でいきなり強烈な陣痛が! 車椅子で運ばれ、陣痛室のベッドに上がろうとした瞬間、助産師さんが後ろから私の下着をペロン。そして「子宮口、全開です!分娩室へ!」と叫びました。ほどなく立ち会いの夫が入室。ほっとしたのもつかの間、夫は慌てすぎて「立ち会い服が逆です!」と前後逆にガウンを着替え助産師さんに指摘される始末。さらに出産中、夫は私よりも「ヒッヒッフー!」と呼吸法を頑張りすぎてしまい、まさかの過呼吸で運ばれていきました。
その直後、元気な赤ちゃんが誕生! しかし、会陰の縫合中にライトの当て方をめぐって、医師と助産師が険悪ムードに。「こんなところでケンカしないで~!」と心の中で突っ込みました。
◇ ◇ ◇
生まれたてを抱っこできる瞬間に過呼吸で運ばれてまった夫の姿はなし。後日、ガラス越しの面会でカーテンが開く時間を毎回ずっと待っている夫の姿が。その健気な背中が忘れられません。可哀想だけど、ちょっと笑ってしまう、わが家の出産劇でした。
著者:沖田綾/40代女性・会社員/3児のママ。こどもは全て独立
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

