
まえだ永吉(@eikiccy)さんはブログで『保護者支援もアンタ達の仕事でしょ?』という作品を投稿し、ネットを中心に注目を集めている。保育園で勤務経験のある作者の体験談をもとにフィクションを交えた作品だ。今回は本作の43~47話までをお届けするとともに、作者に保育園の洗礼で精神的にダメージを受ける母親などについてもインタビューした。

産後4カ月で職場に復帰し、久しぶりの仕事に充実感を覚える音喜多あいかさん。産後はワンオペ育児に追われ、夫は仕事で忙しく、義両親からは0歳で保育園に預けることを反対されていた。あいかさん自身、精神的につらいことが多く、早めに職場に復帰したのだ。

休憩時間にスタッフと話をしていると、店長のさえさんから「保育園に預けても『保育園の洗礼』があるから、無理しないでね」と言われる。

さえさんの姉は出産後に仕事を辞めて、しんどそうだったと当時のことを話す。それから慌ただしく日々が過ぎていき、生後5カ月が過ぎたころ、息子・はると君の離乳食が始まる。保育園では家で食べたことのある食材のみを提供できるようで、あいかさんは頑張って離乳食作りに励む。

そして生後6カ月後、母親から受け継いだ抗体が減り始めて免疫力が著しく低下する時期になる。はると君が体調を崩すようになり、あいかさんは仕事を早退したり休みがちになっていく…。

保育園の先生からは「病院受診お願いします」と言われるが、実際に病院へ連れて行くと、医者からは「大したことないよ」と言われてしまう…。保育園の24時間ルールのため、あいかさんは翌日も仕事を休むことになり、疲弊してしまうのであった。
――保育園にはると君を預けても、あいかさんは大変そうですね。0歳児から保育園に預ける母親は少なくないのでしょうか?
家庭の事情や仕事の都合などから、0歳児で保育園に入園するケースは珍しくありません。保育園に預けたからといって育児の負担が減るわけではなく、仕事と家事、育児を両立する毎日はとても大変だと思います。
――保育園の洗礼が原因で、精神的にダメージを受ける母親は多いと思いますか?
仕事を休まなければならない状況が続くと、自分を責めてしまったり、職場への申し訳なさを感じたりして、精神的に追い詰められる保護者は少なくないと思います。お迎えは必ずしも母親が行かなければならないわけではありません。家族でよく話し合い、お互いに協力しながら役割を分担してほしいと思います。
果たして、あいかさんは保育園の洗礼に慣れていくのだろうか…!?まえだ永吉さんはほかにも数多くの作品を描いているので、興味がある方はこの機会にぜひ一度読んでみて!
取材協力:まえだ永吉(@eikiccy)
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