80歳マダムの新たな挑戦…普段と違うメイクを楽しむポジティブな姿勢に「こういう歳の重ね方をしたい」と反響【漫画】

80歳マダムの新たな挑戦…普段と違うメイクを楽しむポジティブな姿勢に「こういう歳の重ね方をしたい」と反響【漫画】

『マダムが教えてくれたこと/80歳マダム、成長は続く』より
『マダムが教えてくれたこと/80歳マダム、成長は続く』より / (C)ユニカ/KADOKAWA

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『マダムが教えてくれたこと』(KADOKAWA刊)の1エピソード『80歳マダム、成長は続く』を紹介する。作者のユニカさんが、6月2日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、9000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、ユニカさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。

■カラーアイラインを知った80歳のマダム
『マダムが教えてくれたこと/80歳マダム、成長は続く』より
『マダムが教えてくれたこと/80歳マダム、成長は続く』より / (C)ユニカ/KADOKAWA


80歳のマダムは、仲の良いカフェ店員のメイクを見て「目元にインクついてるわ」と教えた。その言葉にカフェ店員は“カラーアイライン”だということを伝える。マダムは不躾なことを言ってしまった気持ちと恥ずかしさで顔を赤らめた。

カラーアイラインについて教えてもらったマダムは、早速購入する。いつもと異なる化粧が久しぶりのマダム。ワクワクと心地よさを感じながらメイクを進め、「できたわっ!」と声を上げた。“気分が上がる”“新しい自分みたい”と言うマダムにパートナーが告げた言葉は…。

このエピソードを読んだ人たちからは、「フットワークの軽さを見習いたい」「旦那さまも素敵」「こういう歳の重ね方をしたい」「勇気をもらった」など、多くのコメントが寄せられている。

■作者・ユニカさん「なるべくどんな感情も「これは駄目だ」と否定する事はしない様に心がけています」
『マダムが教えてくれたこと/一目惚れしたお客様はクリームソーダが飲みたい。』より
『マダムが教えてくれたこと/一目惚れしたお客様はクリームソーダが飲みたい。』より / (C)ユニカ/KADOKAWA


――『80歳マダム、成長は続く』ではマダムだけではなく、マダムのパートナーへのコメントが寄せられていました。今回の反響への感想をお聞かせいただけますでしょうか。

マダムや主人公だけでなくパートナーへのコメントもたくさんいただけて、本当に嬉しいです!マダムがいつも素敵に、自由に輝いていられるのは、やっぱりそのままでいさせてくれるパートナーの存在があってこそなのかな、と思いながら描いていました。読者の方から「こんな夫婦になりたい」といった声をいただいて、マダムだけでなく2人の関係ごと愛してもらえたような気がしてとても嬉しかったです。

――本作では、若者の成長ではなくマダムの成長がテーマになっていますが、発想の源はどこだったのでしょうか?

会社員として働く中でどんな年齢・役職になっても成長について考えている方々の話を聞いてきた経験が源です。私自身も歳を重ねて、「成長」という言葉がピンとこなくなってきていました。

一般的に「成長」が若者の特権みたいに言われがちですが、「もう〇〇歳だから」ではなく、「〇〇歳の今だからこそ見える景色や、できる成長」があると感じ、成長がテーマの話の主人公はマダムにしました。こういう意味でも、私にとって、会社に属して様々な年代の方と会話をしながら仕事をしているからこそ漫画も成長しているんだなぁと今このインタビューに答えながら感じました笑。

――『マダムが教えてくれたこと』主要キャラクターのプロフィールや秘話がありましたらお教えください。

この作品ではあえて読者の方に「これは私のお話かも」と思って読んでほしいので、カチッとしたプロフィールはあえて作らないようにしています。ただ、マダムのモデルとなった実際に人物はいます!

後……実はマダム以外にも実際の友人をモデルにしたキャラがいます。その友人とは一緒に喫茶店でバイトをしていて、程よく砕けた会話をし合う丁度よい距離間の友人でした。『ボヘミアン・ラプソディ』が公開された時はお互い大いに盛り上がり閉め作業の時お互い劇中のコール・アンド・レスポンスを真似しながら片付けてました…。この間久々に会ったら変わってなくて嬉しかったですね。

このエピソードがどのキャラなのか…当ててみてください…笑。

――以前のインタビューで、本作は“実体験に基づいている”と回答されていました。実体験を漫画にするにあたって意識している点や、修正が多い箇所がありましたらお教えください。

実体験をそのまま描くと、どうしても「自分の日記」になってしまいがちなので、そこは1番意識して気をつけています。「私にこんな良いことがあった」というより「この出来事が主人公に起こったら同じことを思うかな。この気持ちはマダムに思わせた方が面白そうだな」とキャラクターがこの出来事をどう楽しむんだろうというのを行たり来たりしながら考えています。

――ユニカさんの作品を読むと気持ちがポジティブになってきます。漫画を描くにあたって大切にしていることはありますか?

そう言っていただけるのが何よりの褒め言葉です、ありがとうございます…!!大切にしているのは、無理に「ポジティブになろう!」と元気づけるというより、沈んでいる時や上手く行かない時「こういう小さな楽しみ方もあるんだ」と、選択肢をそっと隣に置いておくような感覚です。あと、上手くできているかわかりませんが、なるべくどんな感情も「これは駄目だ」と否定する事はしない様に心がけています。読んでる人の日常や感情をねじ曲げたり、ガラッと変えたりというよりいつも通りの日々に少し花を添える様なイメージを大切にしています。

――今後挑戦してみたいジャンルやテーマがありましたらお教えください。

日常の小さな幸せや、人と人との繋がりを描くことは私のベースとしてこれからも大切にしていきたいです。ただ、その中でも人間関係をもっと深く掘り下げて、人間のちょっといびつな部分もしっかり描写できるようなものを描いてみたいです。あと、キャラクターに名前がある漫画も描きたいですね笑。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

いつも『マダムが教えてくれたこと』を温かく見守ってくださり、本当にありがとうございます。皆さんからいただく「やってみたよ!」「私はこうしてる!」という声の一つひとつが、漫画を描く大きな原動力になっています。これからも、皆さんの日常のすぐ隣に寄り添えるようなお話をお届けできたらと思っています。もしよければ、これからも主人公ちゃんやマダムたちと一緒に、日常の素敵だと思えるところを見つけて楽しんでいただけたら嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします!

提供元

プロフィール画像

WEBザテレビジョン

WEBザテレビジョンは芸能ニュース、テレビ番組情報、タレントインタビューほか、最新のエンターテイメント情報をお届けするWEBメディアです。エンタメ取材歴40年以上、ドラマ、バラエティー、映画、音楽、アニメ、アイドルなどジャンルも幅広く深堀していきます。