整理収納アドバイザーの伊藤まきさんが、収納のやり方、散らかるお部屋を使いやすく生まれ変わらせる連載シリーズ【「お片付け」ビフォーアフター】。
【お悩み】子どものおもちゃが片付けられない
埼玉県戸田市の一軒家に住む4人家族のリカさん(40歳)のお宅を片付けています。リカさん宅の片付けテーマは「捨てない片付け」。モノを捨てずに片付けます。
【クライアントプロフィール】
・リカさん(40歳)
・埼玉県戸田市在住
・4人家族(夫婦+小学生の兄弟)
・築10年目の注文住宅(持ち家/3LDK+WIC)
(写真:maki_organize)
階段下に収納した子どものおもちゃと掃除道具が取り出しにくいとお悩みです。今回は「子どものおもちゃ」を分別して片付けていきます。
やってはいけない「おもちゃ収納」
NG3ケース(写真:maki_organize)
はじめに、増えるばかりのおもちゃについて、やってはいけない収納があります。写真上の(A)〜(C)を例にNG方法を紹介します。
(A)運べない大きな収納箱
おもちゃ入れが深すぎて大きすぎると、遊ぶ場所まで運べなくなります。遊ぶ場所まで持ち運べれば、片付けも一緒にできます。
(B)中身が見えない空き箱
空き箱や空き缶を使うと、大人でも中身を忘れがちです。できるだけ「中身が見える透明なモノ」に入れ替えましょう。
(C)紙袋やエコバッグ
紙袋やエコバッグなどに、ざっくり入れっぱなしも多いです。持ちあげると紙袋が切れたり、バッグの底がゴチャゴチャになりがちです。
これらを避けて、おもちゃの分類作業をしていきます。

