夫の休日に、5歳の長男と3歳の次男を連れて、家族4人で少し遠出をして洋食レストランに出かけました。メニューを見ると価格が観光地仕様で、どれも少し高めで……。
予算を気にしない夫
私はまだ幼い子どもたちと分け合って食べようと思い、取り分けやすくボリュームもある1,500円のハンバーグプレートを注文しました。そして、それをシェアすることに。
一方、夫はメニューを見ながら「せっかくだし、たまの贅沢を楽しもう!」と言い、迷うことなく3,800円の数量限定A5ランク黒毛和牛ステーキを注文。今回の旅行の予算をオーバーしてしまうのでやんわりと止めましたが、「俺が払うんだし、いいだろ!」と言われてしまい……。
運ばれてきたそのステーキは、肉汁が溢れ出すほどジューシーで、とてもおいしそうでした。その隣で、私たちの前には冷め始めたハンバーグが一皿。そのお肉を子どもたちに多めに分けてあげると、私の取り分は付け合わせの野菜とほんのわずかなお肉だけになってしまいました。
夫がおいしそうにステーキを頬張る姿を横目で見ながら、なんだか惨めで悲しい気持ちになりました。せっかくの旅行なのに、私のテンションは一気に下がってしまいました。
帰りの車内で、「私は子どもたちと分けて節約を心がけたのに、自分だけ高価なステーキを食べるのは少し配慮に欠けると思う」と冷静に話しました。夫はハッとした様子で「そうだよな……気づかなくてごめん。お前にもおいしいものを食べさせてあげればよかった」と素直に謝罪してくれました。
その後の外食では、夫が「俺が子どもたちとシェアするよ」と自ら進んで提案してくれるように。先日は、私が食べたそうにしていたメニューを「これ頼みなよ」とすすめてくれたこともありました。小さな変化ですが、気にかけてもらえることがとてもうれしかったです。
この出来事を通じて、我慢して黙っていても状況は変わらないということを実感しました。不満を溜め込むより、冷静に自分の気持ちを素直に伝えることが、夫婦関係をよりよくする近道なのだと思います。家族みんなが笑顔で食事を楽しめるよう、これからもお互いへの気遣いを忘れずにいたいと感じた出来事でした。
著者:後藤 いずみ/30代女性・パート
5歳と3歳の男の子を育てる母。週に数日、医療事務のパートをしている。趣味はカフェ巡り。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています

