
SNSやブログ「横山家のマンガ。」などで、「戦国コミケ」「新しいパパがどう見ても凶悪すぎる」など数々の人気作を発表し、ファンを魅了し続けている漫画家・横山了一(@yokoyama_bancho)さん。そんな横山さんの作品のなかから、これまでに12巻が発行されている「どちらかの家庭が崩壊する漫画」を紹介。本作の制作秘話について、作者の横山さんに話を聞いた。
■崩壊の予感を感じる、出産時の衝撃エピソード



エリートでセレブな薬師寺家と、ヤンキー一家・毒山家の対比が見どころの「どちらかの家庭が崩壊する漫画」。義母との同居が本人の意思とは関係なく進められていく状況に耐えられなくなったユイは、家出を決意する。物語が進むにつれて自立し成長していくユイの一方で、エリート夫・シュウは少しずつ転落していく。それぞれの対比が印象的なこの展開について作者の横山さんは、「話の流れに沿って描いた感じです。1巻で作った流れをできるだけ壊さないように心がけました」と語り、物語全体の流れを大切にしながら描いたことを明かした。
今回は、ユイの出産時に起きた義母とのエピソードが描かれているが、出産という繊細な場面で「こんなことを言われたら嫌だ」と感じる言葉を絶妙についてくるリアルな描写が、読者の不快感をより強く引き立てている。このリアリティについて横山さんは、「(漫画家である)妻が、(義母の)聡子について適宜アドバイスをくれたのがやはり大きかったかなと思います。男性が考える嫌な姑像というものはどうしても限界があるかなと…。インスタで読んでいた姑漫画なども参考になっているかもしれませんね」と、制作の裏側を明かした。
「世の中には、話し合っても分かり合えない人がいるとわかった」と諦めたように語るユイの姿は切ない。今後の展開が気になる本シリーズ「どちらかの家庭が崩壊する漫画」を、ぜひチェックしてみて!
取材協力・画像提供:横山了一(@yokoyama_bancho)
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