数字が大好きな理系男子の理仁さんと結婚したあすかさんは、彼の理系ならではの思考回路に振り回されてばかり。「きゅうりを平均3mmで薄切りにして」と頼めば最小値と最大値を真剣に考え込んだり、「バター1本と牛乳があったら2本買ってきてくれない?」と頼めばプログラミングでよく使われるロジックに当てはめて独自の解釈をしてきたり、ティッシュの1組あたりの値段を細かく計算してコスパの良い商品を選んだり。あすかさんは理仁さんの独特な考え方をどう処理していけばいいか考えるのに必死です。それだけでなく、理仁さんは物事を合理的に考えるのも大好き。毎日全身黒づくめで会社に向かうので、不思議に思って理由をたずねたら「服を選ぶ時間がもったいないから」とのこと。まさかの某有名IT起業家的な理由に、驚いてしまったあすかさん。しかし一見堅物に見える理仁さんでしたが、あすかさんが喜ぶと思って好物の抹茶プリンを買って帰るという可愛い一面も。ある日動物園にやってきたあすかさんと理仁さん。目玉であるコアラを見て早速解説が始まりますが「可愛いでいいんだよ」と止めれば、今度は「可愛い」の分析を始めます。ですが、そんな理仁さんを可愛いと思うあすかさんでした。理仁さんと付き合いはじめてから1カ月のとき、あすかさんは記念デートをしたいと話をしますが、理仁さんは「1カ月」の定義について分析を始めてしまいます。そんな彼に自分が行きたいから素敵なレストランでデートをしようと言い切り、分析を停止させたあすかさん。理系男子には下手に数字を出さない方がうまくいくようです。
どうやら「可愛い」「似合う」は苦手みたい

理仁と付き合っている間も色々ありました。あれは付き合ってすぐの頃です。そろそろ付き合い始めて1カ月たつので、記念デートをしようと誘いました。すると理仁は「1カ月」の定義を分析しだしてしまいます。30日?31日?と悩む理仁に「私が行きたいからこの日にデートしよう」と言い切ります。このことで理仁は下手に数字を出さない方がうまくいくことを学びました。
アクセサリーショップでのことです。2種類のネックレスを見て私は、「どっちが可愛いかな」と理仁に聞きました。

理仁はさっそく「右のと左の、形状が違うのは分かる。可愛い方はどうやって決めるの?定義は??」と真剣に悩みはじめました。定義って言われても・・・・。

「あのさ、私に似合いそうなのは、どっち?」と問えば「似合うとは、何によって決まるんだ?」とのことです。「銀と金?熱伝導率は違うが・・・。希少性で選ぶべきか?それなら金がいいと思う」と言う理仁。そういうことじゃないんだけどなあ。

「いや銀の高い光の反射率も捨てがたい・・・でも硫化して変色しやすいし・・・やはり安定性の金か?それとも・・・」ぶつぶつ悩みだした理仁へ「性質の話は、今はいいかな」と苦笑します。

悩んでいる理仁を放っておいて、私は「これくださーい」 と店員さんへ声をかけました。理系男子に「可愛い」「似合う」は難しいようです。こんなときは好きな方を買うべし!
どちらが似合うか聞いたら材質の話を始めてしまう理仁さん。さすがにそんな話を聞いていては決まるものも決まりませんね。それにしても、聞き流しているようで理仁さんが勧めた?方を購入するなんて、あすかさんも理仁さんをしっかり理解しているようです。
※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:尾持トモ

