「おはよう」「こんにちは」「春が来た」? 実は地域によって違う《穴のあいた靴下》の呼び方が超ユニーク

「おはよう」「こんにちは」「春が来た」? 実は地域によって違う《穴のあいた靴下》の呼び方が超ユニーク


「穴のあいた靴下」のこと、何と呼んでいる?

【画像】「えっ???」→これが日本各地の《穴あき靴下》のユニークすぎる呼び方です!マジか!

 ふと気付くと靴下に穴があいていて、足の指がひょっこり……宴会で座敷に上がる際など、人前で靴を脱いだときに気が付いて恥ずかしい思いをした経験がある人もいるのではないでしょうか。そんな“穴あき靴下”ですが、実は地域によってさまざまな呼び方があるのをご存知ですか?

長崎県では「ジャガイモ」?

 宮城県では、穴のあいた靴下を「おはよう靴下」と呼ぶのだそう。略して「おは靴」や「グッドモーニングソックス」などと言う人もいるようです。「靴下の中から、指が『おはよう』とあいさつしているように見えるから」という説や、「穴から出た指先が丸くて日の出に似ているから」という説もあるようですが、正確な語源は不明。いずれにせよ、「穴あいてるよ」と指摘されるよりも「おはよう靴下だね」の方が、言われる側はどこかほっこりしますよね。

 似た言い方では、「親指こんにちは」と言うケースも。この言い方は特定の地域限定ではないので、耳にしたことがある人もいるかもしれません。ちなみに、国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」(テレビ朝日系)では、しんちゃんの家に遊びに来た風間くんが、穴あき靴下を必死に隠そうとする「親指さん、こんにちはだゾ」というエピソードが放送されたこともあります。

 また、全国でもトップクラスのジャガイモ生産地である長崎県では、「ジャガイモ」と呼ぶことも。靴下の穴からのぞく指先が身近なジャガイモに似ているため、長崎ではこの呼び名が定着したのではないかといわれています。

 さらに、広島県の呉市では「ダイヤモンド」という呼び方も。これは、靴下の穴から出た爪が反射して、キラキラ光って見えることが由来とされています。

 他にも、兵庫県では「芽が出た」や「春が来た」、新潟県の佐渡島では「タケノコ生えた」など、全国各地で多様な呼び方がある“穴あき靴下”。直接指摘されると恥ずかしい人も多いため、場を和ませつつやんわりと指摘できるよう、各地でユニークな呼び方が生まれたのかもしれませんね。あなたの地域にも、“穴あき靴下”のちょっと変わった呼び方、ありますか?

配信元: オトナンサー

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