
吉川愛が主演を務め、奥田瑛二が出演する金曜ナイトドラマ「名探偵のままでいて」(毎週金曜夜11:15-0:15、テレビ朝日系※一部地域を除く/TELASAにて配信)の第2話が7月24日に放送された。奥田演じる祖父が繰り広げる推理に、吉川演じる楓はもちろん視聴者も翻弄されたと反響を呼んでいる。(以下、作品のネタバレを含みます)
■このミス大賞作、ミステリー好きの孫娘と祖父によるヒューマンミステリー
本作は、「このミステリーがすごい!」大賞(略称:このミス)で第21回大賞に輝いた、小西マサテル氏の同名小説が原作。シリーズ累計発行部数30万部を突破した小説を、テレビ朝日が初めて映像化。孫娘が持ちこむ“謎”を認知症の祖父が解き明かす、“歳の差50歳の異色バディー”による安楽椅子探偵ミステリー。
吉川がミステリー好きの小学校教諭・楓を、奥田が亡き両親の代わりに自分を育ててくれた祖父を演じる。また綱啓永が小劇団の座長兼俳優・四季を、恒松祐里が楓と大学時代の同期で良き友人の美咲を、高松アロハ(超特急)が楓と同じ小学校に勤める教師・岩田を演じ、吉沢悠、大朏岳優、朝井大智、峯村リエ、勝村政信らも出演する。
■楓、友人の美咲から学校で起きた失踪事件を相談される
楓(吉川)は大学時代の同期で友人の美咲(恒松)から相談があると呼び出された。美咲は楓の祖父(奥田)が校長をやっていた学校で教師として働いていて、祖父が“レジェンド”と呼ばれていること、現校長(武田玲奈)が祖父を尊敬して学校中のまどふきを始めて、“2代目まどふき先生”と呼ばれていることなどを話し、笑顔を見せた。しかし一転、“人が突然姿を消した”と話す美咲に、楓は祖父に聞いてもらおうと録音をし始める。
美咲によると、1カ月ほど前のプール開きの日、去年の春に赴任したばかりの美人教師“マドンナ先生(安倍乙)”が、プールの授業中に姿を消したというのだ。美咲が時系列で“マドンナ先生”がいなくなった様子を話すと、それは警察に相談するべきではと言う楓。でも、“マドンナ先生”の唯一の家族である実父は、警察に行方不明届を出さなかったという。
■殺人事件かと驚愕した楓だったが、“美しい絵”の推理に満面の笑み
録音した美咲の話を聞いた祖父は、楓にどんな物語をつむぐのか問う。“マドンナ先生”が失踪計画を企てていたと話す楓に、看過できない矛盾点があるという祖父。そして香りを焚くように楓に頼むと「“絵”が見えたよ」と推理を話し出す。ひとつずつ謎を解いていく祖父が「事件は殺人へと発展していく」と身を乗り出した。犯人は校長先生で、死体は花壇の中に埋められたと話す祖父に、楓は驚愕。すぐに美咲に連絡しようとすると祖父が突如高笑いを始めた。
「ではそろそろ、“美しい絵”の話をしようか」と、祖父は謎をひも解き直す。“マドンナ先生”の父親が自己破産をしたが、悪徳債権業者が“マドンナ先生”のもとへ脅しまがいの取り立てに行ったこと。悩んだ“マドンナ先生”が校長先生に相談すると、夜逃げを提案されたこと。さらに校長先生は元校長に相談していたと続ける祖父に、楓は呆然。夜逃げ先の職場として、どこかの地方都市の私立の教職をひそかに世話してあげ、校長先生から美咲先生への書簡を預かっているかもしれない…と続け、封筒を取り出し笑顔を見せた祖父に、楓の心も一気にゆるみ満面の笑みを浮かべた。
■祖父の2つの推理に「翻弄された〜」の声 祖父と孫娘の関係も反響
祖父の話す推理に「学校のプール授業中に起きた不可解な『人間消失』の謎解きが見事でした!友人の美咲・恒松祐里さんの相談を受け、真相へ迫る楓・吉川愛さんと祖父・奥田瑛二さんの鮮やかな推理?劇にワクワクしました」「第二話ではミステリーパートも結構出色で、奥田瑛二が『全く矛盾してない二つのストーリー』を提示し怜悧(れいり)な推理センスさく裂させたのも凄かったしオチもお見事」「意外すぎる事件の真相に今週も涙した」「おじいさんが禍々しい推理を繰り広げたあと、笑い出してからの空気の二転三転。翻弄された〜」の声が上がる。
さらに幻視を見る祖父と孫娘の関係に「奥田瑛二さんの幻視と病への自覚、孫娘への愛とプライド。聡明すぎるという違和感を感じさせない演技がさすがすぎて」「楓・吉川愛さんと、認知症を患う祖父・奥田瑛二さんの尊いバディ関係に心がじんわり温まりました!」「楓の認知症の祖父に対する対応が優しくてこうありたいなと感じましたね」「レビー小体型認知症のお祖父ちゃんが見る幻の映像化、それを否定しない楓の受容の姿、世の中が忘れているものがここで描かれる」などの声もあがり反響を呼んでいる。
※「高松アロハ」の「高」は、正式には「はしごだか」
◆文=ザテレビジョンドラマ部

