かなさんは、小学5年生の娘さくらちゃんのお母さん。さくらちゃんを見送って、家の花に水をあげてから出勤するのが毎朝のルーティンです。この日も、庭の花に水をあげようと花壇に近づいたその時、チューリップの花が何者かによって千切られていることに気がつきました。子どものいたずらか、それとも犯罪の目印か。誰が何の目的でチューリップを千切ったのかは考えても分かりませんでしたが、チューリップを大切にしていたさくらちゃんのためにも、かなさんは絶対に犯人を見つけると誓ったのでした。
チューリップを千切られたと聞いて落ち込む娘

単なる子どものイタズラか、純粋に花が綺麗で欲しかっただけなのか、それとも空き巣とかの犯罪の目印か。目的が何であれ、あのチューリップはさくらと一緒に植えた大切な花です。犯人が誰であろうと、さくらの笑顔を踏みにじるようなことは絶対に許せません。私は、何としてもチューリップ泥棒を捕まえると心に誓いました。
仕事から帰ると、さくらが血相を変えて玄関まで走ってきました。その様子から、さくらもチューリップが千切られていることに気づいたのだろうとすぐ分かりました。

さくらは悲しそうな表情で「あのね、外のチューリップが・・・」と言いました。私は彼女の言葉に続けるように「さくらも見た?朝、水をあげようと思ったらなかったの」と答えました。

するとさくらが「誰がとったの!?」と聞いてきたので、「分からない・・・誰かのいたずらかなぁと思うけど」と答えます。チューリップを大切に育てていたさくら。お気に入りの花を誰かに盗られてしまったと知ったら、ショックで泣いてしまわないか心配です。

あのチューリップは、今年の冬にさくらと一緒に植えたものでした。枯らさないように一生懸命お世話をしてようやく花が咲いたのに、まさかこんなことになるなんて。さくらの気持ちを思うと、かわいそうで仕方ありません。

ショックを受けて落ち込んでいると思ったさくらでしたが、怒りでいっぱいのよう。さくらは勢いよく顔を上げると「ぜっっったいに許さない!捕まえてやる!」と怒りをあらわにしました。さすが私の娘。怒り方まで、私とそっくりです。
花が咲くのを楽しみにして、毎日大切に育てていたチューリップが誰かに千切られていたら、ショックよりも怒りのほうが大きくなりますよね。こうなったら、何が何でも犯人を見つけないと気が済みません。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

