家族でホテルの人気中華ビュッフェを訪れた際の出来事です。食事を楽しんでいる中、4歳の娘が大好きなエビチリのコーナーに向かうことになりました。娘の目は期待で輝いていました。私たちは順番を待ちながら列に並び、楽しみな気持ちを共有していました。
ビュッフェで目撃した、信じられない行為
そのとき、私たちのすぐ前に並んでいた一人の年配の女性が、トレイの前に立つとなんと、大きめのスプーンを巧みに操り、エビチリの中から「エビだけ」を次々とすくい上げ始めたのです。
後ろに人が並んでいることにはまったくお構いなしで、その女性の取り皿にはエビだけが見事な山のように積み上がっていきました。驚く私たちをよそに、女性はそのまま何事もなかったかのように去っていきました。
彼女が立ち去ったあと、トレイには、エビの代わりに具材の玉ねぎとチリソースが大量に残されているだけという、なんとも無残な光景が広がっていました。それを見た大好きなエビを楽しみにしていた娘は、「エビさんいないね……」と切なそうな顔をして、今にも泣きそうになってしまいました。
私はその場の雰囲気を壊さないよう気を配りながら、「新しいのができるまで待とうね」と娘にやさしく声をかけました。そして、一度その場を離れて笑顔で接し、切り替えるよう気持ちを落ち着かせました。そしてしばらく時間を置いてから、補充された新しいトレイのタイミングを見計らい、無事に少しだけ娘の分のエビを取ることができました。
この出来事を通じて、ビュッフェはみんなで楽しむ場だからこそ、次に待つ人へのちょっとした配慮が大切なのだと改めて感じました。娘にも、食事の場でのマナーの大切さや、後ろに並ぶ人を思いやる気持ちを、しっかり教えていきたいと思います。この経験は、よい学びと親としての課題を与えてくれるものとなりました。
著者:林 麻衣/30代女性・パート
4歳の女の子を育てるパート主婦。お休みの日に家族でおいしいものを食べに行くのが元気の源。最近は週末のランチ巡りにハマっている
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています

