映画監督・是枝裕和、2年間の密着取材で初めて明かされる創作の秘密<プロフェッショナル 仕事の流儀>

映画監督・是枝裕和、2年間の密着取材で初めて明かされる創作の秘密<プロフェッショナル 仕事の流儀>

映画撮影中、モニターを見る是枝裕和監督
映画撮影中、モニターを見る是枝裕和監督 / (C)NHK

映画監督の是枝裕和氏が、7月31日(金)に放送される「プロフェッショナル 仕事の流儀 探しても 探しても ~映画監督・是枝裕和~」(夜10:30-11:15、NHK総合)に出演する。同番組は、超一流のプロフェッショナルに密着し、その仕事を徹底的に掘り下げるドキュメンタリー。橋本さとしと河合優実が語りを務める。

■カンヌ最高賞を受賞した世界的巨匠の素顔

日本を代表する映画監督・是枝裕和氏。社会の片隅にある問題へのまなざしと、繊細な心理描写などが評価され、「万引き家族」(2018年)でカンヌ国際映画祭の最高賞(パルム・ドール)を受賞した。9月11日(金)公開予定の監督実写版「ルックバック」が第83回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に選出されるなど、世界から新作が待ち望まれる監督の1人だ。

是枝氏は、台本にとらわれない演出や、演技経験の少ない俳優の起用など、映画の表現そのものも問い続けている。また、20代の頃は人付き合いが苦手で挫折したこともあったが、ドキュメンタリー制作現場で“発見と冒険”をつかんだという。これまでドキュメンタリーや映画を撮り続けてきた是枝氏が、今回は撮られる側として、異例ともいえる2年にわたる密着取材を承諾した。

■“映画監督を撮る”ことで、創作の秘密に迫る

番組では、是枝氏が日本で撮影するものとしては8年ぶりとなるオリジナル作品「箱の中の羊」(2026年)の舞台裏に密着した。映画のテーマは“AIと弔い”。多くがAIに置き換わってゆく近未来で、人に残された可能性、最後に残る人間らしさとは何かを探る。撮影現場や脚本執筆の姿を通して、これまで明かされることのなかった創作の舞台裏や、創造力を育む現場の秘密をも映し出す。

■担当ディレクター・岩根佳奈子コメント「是枝さんの現場はいつも柔らかな空気」

映像制作のプロ中のプロ、そしてテレビドキュメンタリーの大先輩を、ドキュメンタリーで撮らせて頂くということで、大変緊張感のあるロケの日々でした。でも、是枝さんの現場はいつも柔らかな空気が漂っていて、年齢も立場も関係なく、皆が気軽に意見を言い合える、ここから人の心に届く作品が作られてきたのだと感じました。60歳を超えた今も、精力的に映画を撮り続ける是枝さん。時代が変わるなかでも、変わるもの、変わらないもの…。全ての働く人に、何か刺さるものがあれば幸いです。

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