
畑芽育となにわ男子・大橋和也がW主演を務めるドラマ「君がトクベツ」(毎週火曜深夜1:28-1:58ほか、TBSほか/ディズニープラス スターにて見放題独占配信)の第5話が10月15日に放送。さほ子(畑)が皇太(大橋)と念願のキスをしたシーンに多くの声が上がり、SNSが盛り上がった。(以下、ネタバレを含みます)
■「君がトクベツ」とは
本作は、「ヒロイン失格」「センセイ君主」「あたしの!」(いずれも集英社マーガレットコミックス刊)など、数々のヒット漫画を生み出す幸田もも子氏の最新作「君がトクベツ」を原作にしたラブコメディー。6月には同名の実写映画が公開されていて、テレビドラマ版ではドラマでしか見られない皇太(大橋)目線のストーリーや、さほ子(畑)と皇太のその後の話もたっぷりと描かれる。
イケメン嫌いの“陰キャ”女子・若梅さほ子を演じるのは、映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(2023年)、映画「うちの弟どもがすみません」(2024年)やドラマ「9ボーダー」(2024年、TBS系)、「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私」(2024年、日本テレビ系)など、子役時代から数々の話題作に出演し、強い存在感を放つ畑。
国民的アイドル「LiKE LEGEND」のリーダー・桐ヶ谷皇太を、なにわ男子のリーダーとして活躍する一方、「民王R」(2024年、テレビ朝日系)や「リベンジ・スパイ」(2025年、テレビ朝日系)などに出演し、躍進中の大橋が演じる。
キャストは畑と大橋のほかに、「LiKE LEGEND」のメンバー・遊馬叶翔をFANTASTICS from EXILE TRIBEのパフォーマー・木村慧人、来栖晴をM!LK・山中柔太朗、榛名優生をDXTEEN・大久保波留、成瀬一生をMAZZEL・NAOYAが演じる。また、叶翔に片思いする七瀬えみかに矢吹奈子が扮(ふん)し、映画「君がトクベツ」で本人役を演じた遠藤憲一、アンミカ、藤田ニコルもドラマで再登場する。
■えみかはさほ子に恋愛のアドバイスをするが…
国民的アイドル・皇太との「キス」を目標に掲げた恋愛弱者のさほ子。一方、人気女優のえみかも、片想い相手の叶翔とドラマでキスシーンが決まり興奮を隠しきれない。
えみかはさほ子に恋愛指南を開始するが、実はえみかも恋愛経験ゼロで、アドバイスはすべて少女漫画の受け売りだった。恋愛経験ゼロの二人は、互いの事情を知らぬまま「恋愛成就」の同盟を結ぶ。
さほ子は皇太とのデートで、えみかのアドバイスどおり、映画館で皇太の手に触れてみるが、作戦は失敗。結局、この日のデートではキスをすることはなかったが、皇太と幸せな時間を過ごしたさほ子の心は満たされていくのだった。
■さほ子が皇太と念願のキスをしたシーンに「よかったね!!さほ子」の声
後日、再び皇太とデートをすることになったさほ子。公園でピクニックをしている最中に、さほ子は渾身の上目遣いをしてみるが、顔が怖かったのか「勝手にひと口食べてごめんなさい!反省してるからもう睨まないで」と皇太に謝られてしまう。
そのあと皇太は、子どもの頃にダンスの先生から「誰かの心に届くようにやりなさい」と言われ、大事なことに気付いたとさほ子に話す。するとさほ子は、「皇太くんもえみかちゃんもすごい努力してて、そんな人たちのそばに私みたいな何もない人間がいてもいいのかなって…」と、不安な気持ちを伝える。そんなさほ子に、「さほ子ちゃん、俺の特別になってくれてありがとう」と言って皇太はそっと顔を近づけるのだった。
皇太がさほ子に優しくキスをしたシーンに、「キャーー!!」「わーーー!!よかったね!!さほ子」「さすがにきゅんがすぎる…!!!!」「しんどーーー」「皇太のチュウはもはやご褒美」「今日はちゅーしてくれたー」「素敵なキス〜〜」「こんなあからさまなお花畑カップルいないwww」「キスからのぎゅーしてぐるぐるして笑いあってるのほまに幸せすぎる」「2人ともかわいい」「ぐるぐるはこじらせる」などの声が上がり、SNSが大いに盛り上がった。
番組ラストでは、えみかがさほ子に「あれ、受け売りなの。全部少女漫画とか映画の…。ほんとはね、私、誰とも付き合ったことないんだ…」と正直に打ち明け、さほ子は「正直に話してくれてありがとうございます。私はそのままのえみかちゃんが大好きです」と返して、さらに2人の仲が深まる場面もあった。次話以降の展開も見逃せない。
◆文=奥村百恵

