結婚してしばらくして、夫の実家で食事をご馳走になったときのことです。義母が初めて作ったというお料理が出されると、義父や義妹が「ちょっと味聞いてみるね」と言って食べ始めました。
義実家の習慣に驚いた話
味を聞く…? 不思議な表現だな……と思っていたら、義母から「うちはね、味見することを『味聞いてみる』っていうのよ」と説明がありました。
謎が解けたので「では、いただきます」と言ってお箸を伸ばしたところ、食卓にいた全員が私をじっと見ていました。普通の流れなのに、なんで!? と困惑しましたが、どうやら私も「味聞いてみます」と言わなければいけなかったようで、少々驚いた体験でした。
それぞれの家庭で独特の言い回しがあるのは構わないと思いますが、それを強制されるのは嫌だと感じてしまいました……。その後も何度か夫の実家には行きましたが、できるだけ「味聞いてみる」と言わざるを得ない状況は避けています。
私も、自分にとっての当たり前を人に押し付けないよう気をつけようと思いました。
著者:白川 みちる/50代女性・主婦/2人の男の子を育てた母。長男は結婚・独立し、現在は夫と次男と3人暮らしをしている。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

