ミセスのファンが“きっぷ”を発券したら…… 奇跡の1枚に「え、これガチですごいな」「とんでもないことしてる」

ミセスのファンが“きっぷ”を発券したら…… 奇跡の1枚に「え、これガチですごいな」「とんでもないことしてる」

 普段JRきっぷを買わない人が半年調べて発券した「非常に美しいきっぷ」がX(Twitter)で紹介されました。投稿は「とんでもないことしてる」と反響を呼び、記事執筆時点で32万回以上表示され、1万5000件を超える「いいね」を集めています。

 Xユーザーの「たく」(@takum_apple)さんが「非常に美しいきっぷを発券」として紹介したのはJRのきっぷです。きっぷは、JR東日本・京浜東北線の大森駅発、JR四国・予土線の若井駅着という内容。乗車駅ではない藤沢駅で購入したため、購入駅を示す「藤沢」というスタンプも押されています。 

 このように乗車駅と購入駅が違うこと自体は珍しくありませんが、経由表示をよく見るとおかしなことに気づきます。

 そこから読み解けるのは、大森駅から京浜東北線で川崎駅へ行き、南武線に乗り換えて立川駅へ、そこで中央本線に乗り換えて東京駅まで行き、東海道・山陽新幹線に乗車する……という経路です。つまり、いったん東京都内から離れて大きくUターンしてまた都内へ戻り、東京駅から新幹線に乗るルートになっています。

 乗車駅と購入駅が違うことと、遠回り経路の理由は券面の駅名にあります。「大森」「若井」「藤沢」という文字の並びをあらためてよく見るとハッとする人がいるかもしれません。

 実はこれ、人気ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」のファンである投稿者さんが、メンバーの大森元貴さん、若井滉斗さん、藤澤涼架さんの姓を1枚のきっぷに入れるための工夫だったのです。“非常に美しいきっぷ”ってそういうことか……!


 遠回り経路の理由は、大森から若井へ真っすぐに向かう経路にすると、JRの旅客運賃規則に伴い券面表示が「大森」発ではなく「東京都区内」発になってしまうからです。これを回避するには、東京都区内に指定されているエリアの外を経由してから、再び東京都区内エリアを通過する必要がありました(参考:JR東日本「旅客営業規則」)。

 この遠回り経路によりきっぷの券面が「大森→若井」と印字されるので、あとは藤沢駅で発券すれば、Mrs. GREEN APPLEメンバーの姓がそろうことになります。投稿者さんは普段きっぷを買う機会がないため、JRの資料を読み込む期間を含めて半年かけてこのきっぷを使った旅行の計画を立てたそうです。

 慣れないきっぷ購入で工夫した結果に対し、Xでは「すごい! 全員そろってる!」「え、これガチですごいな」「わ、大森若井だけかと思いきや、藤沢まで記名ありですね」「なんかとんでもないもの生み出してない?」「何気にとんでもないことしてる」「美しい!」といった反応が寄せられています。

配信元: ねとらぼ

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