漢字再テスト地獄に「もう嫌だ」…ADHDの小1息子を救った母→独自勉強法で掴んだ“初めての100点”と隠された本音【作者に聞く】

漢字再テスト地獄に「もう嫌だ」…ADHDの小1息子を救った母→独自勉強法で掴んだ“初めての100点”と隠された本音【作者に聞く】

ADHDの診断を受けた息子が苦手な漢字テストで100点を取ってきた!!

ADHDの診断を受けたラム*カナ(@ahodanshi_haha)さんの長男・キョウタくん。彼が苦手なのは「漢字」を覚えることだった。ドリルからノートへ書き写すだけで精いっぱいであったキョウタくんが、コツをつかみ、少しずつ形を覚えて100点を取ることができた『漢字が大の苦手なADHD息子が100点を取るまでの物語』を紹介する。

※本作は著者の闘病体験を描いたコミックエッセイです。紹介している病状や治療の経過には個人差があり、医学的な見解を代弁するものではありません。気がかりな症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。
【漫画】漢字が大の苦手なADHD息子が100点を取るまでの物語
漢字が大の苦手なADHD息子が100点を取るまでの物語(2)
漢字が大の苦手なADHD息子が100点を取るまでの物語(3)
漢字が大の苦手なADHD息子が100点を取るまでの物語(5)

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■ドリルを書き写せない…ADHDの長男が直面した漢字の壁

ライブドアブログで絵日記ブログ「カラフル牧場」を描いているラム*カナさん。9年前、長男のキョウタくんがADHD(注意欠如・多動症)の診断を受けたことをきっかけに、日常の様子やわんぱく兄弟の行動を漫画として残し始めた。
記憶力に弱さがあるキョウタくんは、小学生になると漢字を覚えることに大きくつまずく。漢字ドリルをノートに書き写す宿題でも、手元のノートに目を移す間に形を忘れてしまうことが多かった。もう一度ドリルから同じ漢字を探し出すのに手間取り、本人のイライラも募っていたという。学校では書けるまで再テストが続き、100点を取るのが難しい状況は彼にとって大きなストレスとなっていた。

■書字の苦手意識を克服へ!成功体験を積む独自の勉強法

漢字に対して強い苦手意識を持っていたキョウタくんのため、ラム*カナさんは取り組み方を大きく変える決断を下す。低学年のころは漢字練習を免除してもらい、彼に合った勉強法を実践したのだ。
具体的な方法は、右利きのキョウタくんの左側に大きく見本を書くというもの。「このあと見ないで書けるか確認するよ」と事前に伝えたうえで、見本を見ながら1回だけ丁寧に書かせる。短期記憶の弱さを考慮し、時間を置かずにすぐ見ないで書けるか確認する。直後であれば書けることが多く、それが大きな成功体験につながるという。書けなかった漢字は同じ方法を繰り返した。

100点を取れるようになってからも漢字が苦手なのは変わっていないというが、「小学校6年間で培った漢字の基礎があるので、覚えるためにかかる苦労は減っているのは感じます」とラム*カナさんは振り返る。

■忘れん坊の長男としっかり者の次男が織りなす日々

作品には、2歳下の次男も登場する。長男は「ADHDの特性の1つである“不注意”をギュッと詰め込んだ子」だという。忘れん坊である反面、困った人を見つけるとすぐ駆けつけて手伝ってくれる優しい性格だ。一方の次男は、自己管理がしっかりとできるタイプで、家族思いの優しい子である。

「ADHDの長男と私はいつも感動させてもらっています」と語るラム*カナさん。ブログでは、長男の漢字の勉強法のほかにも、次男が教室に入れるようになるまでの過程など、親子で一緒に課題に向き合う姿を赤裸々に描いている。現在は中学生となったキョウタくんの試験前対策など、日々の奮闘記を読むことができる。「X(旧Twitter)では一部の漫画しかアップしていないので、ぜひブログにも遊びに来てくださるとうれしいです」と読者にメッセージを送った。

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