
家族の介護という問題に、いつか向き合わなければならない人も多いはず。もしもそれが、予期せぬタイミングでやってきたら…?実際に母親の死や家族の介護に向き合ったコミックエッセイが、X(旧Twitter)で話題を集めている。この漫画を描いたのは、「発達障害グレーゾーン」の特性を持つクロミツさん(@kuromitsu1510)。「甘え」「怠慢」と世間から疎まれる“生きづらさ”を描いた作品『灰低 生きづらい+グレーゾーン』や、脳腫瘍に苦しむ父親の介護生活を描いた『電子書籍と親父の介護』を発表している漫画家だ。今回紹介する自身が体験した父親の介護を通して家族と向き合うコミックエッセイ『令和介護録270日』の1話~2話について、クロミツさんに話を聞いた。
■母親の死後、突然始まってしまった父親の介護…



母親の死後1年ほどで突然始まってしまった父親との介護生活について描いたコミックエッセイ、「令和介護録270日」。読者からは「家族は外からは見えなくて いろいろな形があります。 当人の感情が時間と共に変わっていく様子を見ることができるのは貴重です」「急なことだけれど、誰しもありえることですからね…。そう思うと、今を大切にしようと思います」と、改めて"家族への向き合い方を考えたい"というコメントが数多く寄せられた。
実話をもとにした本作について、作者・クロミツさんに訊ねると「父は、倒れてから軽い認知症を発症しました。そのため、私とささいなことで言い争いや衝突を繰り返すようになってしまい、それがつらかったですね」と、介護生活での苦労を振り返る。
決してきれいごとだけでは済まされない"親の介護"を、兄や親戚、ソーシャルワーカーに助けてもらいながら過ごしていたと話すクロミツさん。「もし、介護をしていて『つらい』と思うようなことがあったら、ソーシャルワーカーを頼ってほしいです。さまざまな面で支えになってくれるはずです」と、経験したからこその強い思いを語ってくれた。
介護生活を赤裸々に描いた本作「令和介護録270日」を読んで、これから先に待ち受けるであろう"親の介護"について今一度よく考えてみてほしい。
画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)
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