1.焼き魚
猫にとって焼き魚の香ばしい匂いは、抗えないレベルの誘惑です。魚は、焼くと脂の香ばしさが空気中に広がります。また加熱によって分解されたタンパク質の匂いも猫が好む香りです。
焼き魚の中でも、特に焼き鮭と秋刀魚の塩焼きは、猫の食欲を強く刺激します。鮭は脂が多いので、香りが立ちますし、少量の焼き鮭でもテーブルに足をかけて狙う仕草をみせることがあるでしょう。
また秋刀魚の塩焼きも、脂と骨などから魚特有の香りがただよいます。他にも、干物の独特な香りがするアジの開きや、鯖の塩焼き、カマスやイワシの塩焼きにも夢中になることがあります。
焼き魚は、皮と脂の芳ばしい香りがする食べ物なので、猫の嗅覚は見事にロックオンされることでしょう。
2.ツナ
飼い主さんの中には「ツナ缶を開けると、猫のおやつのニオイがする」と感じたことがある人もいるかもしれませんね。
ツナは、マグロやカツオが材料に使われており、その魚は猫にとっても大好物。ツナ缶は漬け込んであるオイルやスープのニオイも強いため、缶詰めを開けた瞬間、ダッシュしてくる猫も多いでしょう。

