
妻、娘、息子の4人家族で平和に暮らしていると思っていた夫。しかし、ある日を境に妻は一切口をきかなくなってしまいます。ケンカをした覚えのない夫は理由がわからず困惑するばかり。とりあえず謝ってみても妻の態度は変わらず、3日、2週間、3カ月、そして1年と時は過ぎていきます。
一方、家事や育児をめぐり、長年にわたって不満を募らせていた妻。夫の何気ないひと言や態度に傷つき、期待しては失望することを繰り返すうちに、夫との会話をあきらめるほど追い詰められていたのでした――。
それでは、口をきかなくなった妻と夫のそれぞれの視点から、一家の様子をのぞいてみましょう。一緒に生活をするうえで、パートナー同士がお互いを思いやることの大切さが感じられます。
※本記事は野原広子著の書籍『妻が口をきいてくれません』から一部抜粋・編集しました。
夫が謝っても、口をきいてくれない妻の態度は変わらず…。家族の「たわいのない会話」がまったくないまま、とうとう1年が経ってしまいました。しかし、11年前を思い返せば確かに幸せな日々がありました…。






家事・育児の大変さをまったくわかろうとせず、口だけ出す夫に妻のイライラは募るばかり。小さな怒りが積もり積もった結果、「無視」という行動につながったことが伺えます。夫婦間ではつい物事や気持ちをストレートに話してしまいがちですが、身近な人にこそ受け手の気持ちをよく考えたうえで発言をしなければいけないと痛感します。
著=野原広子/『妻が口をきいてくれません』

