「下痢を催した際におすすめの5つの食べ物」はご存知ですか?食事面の注意点を医師が解説!

「下痢を催した際におすすめの5つの食べ物」はご存知ですか?食事面の注意点を医師が解説!

メディカルドック監修医が下痢を催した際におすすめの食べ物や対処法などを解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「下痢の時に食べてはいけないもの」はご存知ですか?医師が徹底解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

伊藤 陽子

監修医師:
伊藤 陽子(医師)

浜松医科大学医学部卒業。腎臓・高血圧内科を専門とし、病院勤務を経て2019年中央林間さくら内科開業。相談しやすいクリニックを目指し、生活習慣病、腎臓病を中心に診療を行っている。医学博士、産業医、日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会透析専門医、日本東洋医学会漢方専門医、日本医師会認定産業医、公認心理師。

下痢を催した際におすすめの食べ物

下痢の際におすすめの食べ物は、胃腸に負担がかかりにくい消化のよいものです。脂質や繊維が少なく、柔らかく調理したものがおすすめです。下痢をした際は栄養価の高いものをバランスよく食べるようにして、栄養素が不足しないように食べることをおすすめします。

お粥やうどん

お粥やうどんは消化がよく、糖質を多く含むためエネルギー補給ができます。
煮込みうどんなど加熱時間を長くすると食材が柔らかくなります。

白身魚

白身魚は脂質が少なく、良質のたんぱく質やエネルギーが補給できます。
たらやカレイなどの煮魚や鍋料理などがおすすめです。

ささみや皮なしの鶏肉

ささみや皮なしの鶏肉は脂質が少なく、良質のたんぱく質やエネルギーが補給できます。
ささみや皮なしの鶏肉などの煮物や鍋料理などがおすすめです。

卵は繊維がなく、良質のたんぱく質やエネルギーが補給できます。卵豆腐や茶碗蒸しは口当たりがよく、食べやすくなるためおすすめです。

豆腐などの大豆製品

豆腐などの大豆製品は良質のたんぱく質やエネルギーが補給でき、口当たりがよく食べやすい食品です。煮奴や湯豆腐など加熱調理がおすすめです。

下痢の際に食事面で気を付けるべきこと

下痢の際に食事面で気をつけることは下痢を催しやすい食品を控えること、柔らかく煮るなど調理法を工夫し、胃腸に負担をかけないようにすることです。下痢を催すと脱水症になる可能性があります。こまめに水分を補給しましょう。

食べ過ぎないようにしましょう

食べ過ぎや飲み過ぎは胃腸に負担がかかり下痢を催す原因になります。
食べ過ぎや飲み過ぎで下痢を催しやすい人は注意しましょう。

消化のよいものを食べましょう

脂質や繊維が少ない食品を選び、煮物や鍋物など加熱して柔らかく調理することで、消化しやすく胃腸に負担がかかりにくくなります。

胃腸を刺激するものは控えましょう

香辛料や濃い味付けや酸味の強いものや炭酸などは、胃腸を刺激し負担をかけます。下痢の症状がある場合は摂取を控えましょう。

ゆっくりよく噛んで食べましょう

ゆっくりよく噛んで食べることで、消化されやすくなり、胃腸への負担が軽減します。食べ過ぎの予防もできます。

カフェインやアルコール控えましょう

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カフェインやアルコールの多量摂取は下痢を催す原因になります。多量に摂取しないようにしましょう。下痢の症状がある時は摂取を控えましょう。

配信元: Medical DOC

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