「髪がパサつく」
「香りが好みじゃない」
「頭皮に合わない」
そんな理由で、中身が残っているのに使うのをやめてしまったシャンプーが、洗面所の奥に眠っていませんか。
「高かったし捨てるのはもったいないけれど、使い道がない…」と、扱いに困ってしまうことも多いですよね。
実は、シャンプーは髪の毛という繊細なタンパク質を優しく洗うために作られた、とてもマイルドな洗浄剤だそう。
そのため、暮らしの中のさまざまなシーンで大活躍するのだそうです。
美容師に聞いた!シャンプーの『おすすめ活用法』3選
本記事では美容師の岡田充さんに、余ったシャンプーを無駄にせず最後まで使い切る、賢い活用テクニックをうかがいました。
――髪に合わなかったシャンプーは、どのように再利用するのがおすすめでしょうか。
お風呂や洗面所、トイレといった『水回りの掃除』におすすめです。
シャンプーは、頭皮や髪に付着した皮脂汚れや手アカを落とすのが得意です。
そのため、お風呂の浴槽や洗面台、トイレの手洗いボウルなどについた皮脂や黒ずみ汚れもスッキリと落としてくれます。
スポンジに少量つけて軽くこするだけで泡立ちもよく、いい香りが広がるので楽しくお掃除できます。
水でサッと流しやすく、洗い上がりもピカピカになりますよ。
※写真はイメージ
――水回りの掃除以外にも使えるシーンはありますか。
ウールやシルクなどの『おしゃれ着の手洗い洗剤』にも活用できます。
実は、人間の髪の毛も、ウールやシルクといった繊細な衣類素材も、同じ『タンパク質』でできています。
そのため、一般的な洗濯用洗剤よりも刺激が少ない場合が多く、お気に入りの洋服の繊維を傷めずに優しく洗い上げることができるのです。
ただし、シャンプーにもさまざまな種類があるため、実際に活用する際には目立たない箇所で試してからにしたほうがよいでしょう。
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――ほかにも、暮らしの中で使える意外な裏技はありますか。
テレビなどの家電や棚、ドアノブなどの『静電気対策としての拭き掃除』に使うのもおすすめです。
シャンプーに含まれている界面活性剤には、静電気を抑える効果が期待できます。
洗面器などにぬるま湯を張り、シャンプーを数滴溶かして固く絞った雑巾で拭き掃除をしてみてください。
これだけで、家電や家具にホコリが引き寄せられにくくなり、バチッとする静電気もおさえてくれるでしょう。
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プロの知恵を取り入れて、最後まで無駄なく使い切ろう
※写真はイメージ
髪に合わずに残ってしまったシャンプーも、その『優しく汚れを落とす』という特徴を生かせば、幅広く使い回すことができます。
ただし、シャンプーの種類や使用する素材によっては適さない場合もあります。衣類や家具に使用する際は、まずは目立たない場所で試してから実践してくださいね。
「自分には合わなかったから」と諦めて捨ててしまう前に、ぜひプロの再利用テクニックを試してみてはいかがでしょうか。
身近なアイテムの使い道を少し変えてあげるだけで、毎日の暮らしがもっと快適でエコなものになるはずですよ。
[文・取材/LUIS FIELD 構成/grape編集部]

