ママ友のAさん親子と遊園地に行ったときのことです。入園チケットを買おうとしたところ、Aさんが「財布忘れちゃった」と言いました。せっかく来たうえに子どもたちも楽しみにしていたので、私が立て替えることにしたのですが……。
立て替えたお金を返してくれない
その後、お昼代やジュース代なども入れて、合計で7,800円かかりました。そのうち、Aさんの分は4,600円です。大金ではないものの、家計には少し響きます。しかし、「ごめんね。帰ったらすぐ返すから」というAさんの言葉を信じて、その場では了承しました。
ところが、翌日もさらにその翌日も何も連絡がなく、返す気配が感じられませんでした。不安になって夫に相談すると、「金銭に関することは早めに話した方がいい」とアドバイスを受けました。その助言に背中を押され、勇気を出してAさんの家を訪ねることに。
「この間のお金なんだけど、返してほしいの」と話すと、Aさんは明らかに不機嫌な顔を見せました。そして、返してくれたのはなんと3,000円だけ。私は4,600円であることを説明し、レシートも見せましたが、「このレシートって私の分だけじゃないじゃん。どれが私の分の会計かって、証拠はないでしょ」と言い張り、納得しません。結局1,600円は未払いのままその場をあとにするしかありませんでした。
後日、別のママ友Bさんにこのモヤモヤする出来事を何気なく話しました。するとBさんは「えっ、実は私もAさんに同じことされたんだよね……」と言い出したのです。さらに話が広がると、他のママ友たちも次々と「私も!」と声を上げ、Aさんに同じように立て替えたまま返してもらえていないことが発覚しました。
「これはさすがに一度ちゃんと言わなきゃ駄目だよね」とみんなで話し合い、次にAさんと会ったとき、全員で「立て替えてたお金、返してほしいんだけど」と伝えることに。複数人から一斉に言われたAさんは、さすがにまずいと思ったのか、「わかった! わかったから!」と言って近くのATMでお金をおろし、全員分を返金してくれました。
この一件を通じて、お金のことは曖昧にせず早めにきちんと話すことの大切さを学びました。そして、一人で抱え込まず周囲に相談することで、思わぬ助けが得られることもあると実感しました。誰かのお金を立て替えるときには、どんなに少額であっても記録を残しておくことも大切だと痛感した出来事です。
著者:佐野山 明里/30代女性・会社員
一人娘を育てる母。趣味は新作映画を見に行くこと。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています

