梅毒をはじめ、淋病やクラミジアなど性感染症が増加している現在。ほかの人に感染させないためには、まず性病検査を受け、早期に治療を開始することが不可欠です。そこで性病検査の受診から治療までの流れについて、KANDA NISHIGUCHI CLINIC院長の板東先生を取材し、受診から治療の流れなどを詳しく聞きました。

監修医師:
板東 大晃(KANDA NISHIGUCHI CLINIC)
自治医科大学医学部医学科卒業。日本抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、日本メンズヘルス医学会テストステロン治療認定医、再生医療抗加齢学会、日本再生医療学会、日本メンズヘルス医学会、日本性感染症学会、日本性機能学会、日本美容内科学会、日本美容皮膚科学会。
編集部
検査を受けるには予約が必要ですか?
板東先生
医療機関や検査の内容によって異なりますが、検査を受ける際には予約が必要な場合があります。
編集部
検査の後、どういう流れで治療になるのですか?
板東先生
検査結果が出るまでに数日かかることが多いですが、症状が強い場合には結果を待たずに治療を始めることもあります。感染が確認されたら、原因となる菌に応じて抗生物質の内服薬を処方します。菌によっては筋肉注射や点滴が必要なものもあります。
編集部
性病の治療にはどれくらいの期間がかかりますか?
板東先生
治療期間は感染症の種類によります。クラミジアや淋菌は、1回の内服や注射で完治することもありますが、再検査をして治癒を確認する必要があります。梅毒は数週間の治療が必要で、HIVは一生涯の服薬が基本です。症状が消えても治療を途中でやめないことが重要です。処方された日数分はすべて内服しましょう。
編集部
パートナーも一緒に受診した方がよいのでしょうか?
板東先生
はい、非常に重要です。性病はパートナーと感染を繰り返す「ピンポン感染」が起こりやすい病気です。たとえ相手に症状がなくても感染している可能性があるため、2人で一緒に検査・治療を受けることがすすめられます。治療後に再感染を防ぐためにも、関係者全員が適切な対応をすることが不可欠です。
編集部
治療に保険は適用されるのでしょうか?
板東先生
基本的に保険で治療ができることが大半です。中には、念のため薬を保持しておきたい、パートナーの分も薬が欲しいと希望する人もいますが、その場合だと保険はききませんので自費でお渡しする形になります。
※この記事はメディカルドックにて<「梅毒」などの性病検査や治療は保険適用になる? 受診から治療までの流れも教えて>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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