■10位:『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(公開日:2026年5月22日)

シリーズ約7年ぶりの劇場長編が、先週の6位から10位へ。2026年7月21日にデジタル配信が始まってなお、公開10週目でTOP10に残り続けている。『ジェダイの帰還』後の混沌とした銀河を舞台に、強大なフォースを秘めた孤児グローグーと、彼を守る賞金稼ぎディン・ジャリンの旅を描く。スピンオフ前作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の最終興収21.4億円はすでに超えており、『ローグ・ワン』の46.3億円にどこまで迫るかに注目が集まる。
■9位:『オブセッション 災愛』(公開日:2026年7月17日)

全米で旋風を巻き起こしたロマンティックホラーが、前週7位から9位へ。内向的な青年ベアは、片思いの相手ニッキーに近づきたい一心で、願いを叶えるという禁断のまじないに頼ってしまう。純愛はやがて歯止めの利かない執着へと姿を変え、ベアは凄惨な事態へのみこまれる。監督はYouTube出身の新鋭カリー・バーカーさん。2026年7月26日にはベア役のマイケル・ジョンストンさんがリモートで舞台あいさつに登壇。日本で「怖いのに笑える」という感想が多いことに、「撮影中は完全にシリアスな気持ちで演じていた」と驚きを明かした。
■8位:『口に関するアンケート』(公開日:2026年7月3日)

作家・背筋さんのベストセラーを清水崇監督が映画化したJホラーが、先週の4位から8位へ。心霊スポットを訪れた大学生5人の食い違う証言から、戦慄の真相が立ち上がっていく。「2回目のほうが発見が多い」「防犯カメラの場面で伏線が一気につながった」と、劇場へ何度も通うファンが続出。ネタバレ厳禁ゆえに語れないはずの作品が、口コミで動員を伸ばし続けている。ポルトガル最大の映画イベント「MOTLEXリスボン国際ホラー映画祭」での上映も決定し、熱はポルトガルや南米へも広がろうとしている。
■7位:『だぁれかさんとアソぼ?』(公開日:2026年7月24日)

清水崇監督が「FRUITS ZIPPER」の鎮西寿々歌さんを主演に迎えた学園ホラーが初登場7位。誰もいない階段の13段目でカセットテープに日付と名前を吹き込むと、その人は死ぬ。軽い気持ちで「遊び」に手を出した高校生たちが、恐怖の連鎖に引きずり込まれていく。映画単独初主演の鎮西さんは、心理カウンセラー・平瀬小春を演じる。共演は星乃あんなさん、大西利空さん、染谷将太さん。8位『口に関するアンケート』と同じ監督作で、2本が並ぶ珍しい週となった。
■6位:『パウ・パトロール ザ・ダイノ・ムービー』(公開日:2026年7月24日)

「パウパト」の愛称で親しまれる北米発の人気アニメ、劇場版シリーズ第3弾が初登場6位。心優しい恐竜たちが暮らすダイノ・アイランドの危機を、少年ケントと子犬たちが救うべく奮闘する。監督はカル・ブランカーさん。吹き替えは潘めぐみさんら日本語版レギュラー陣に加え、大島優子さん、お笑いコンビ「レインボー」のジャンボたかおさん&池田直人さんがゲスト声優で参加した。主題歌はバックストリート・ボーイズの書き下ろし新曲『Bottle Up』。
■5位:『仮面ライダーゼッツ&超宇宙刑事ギャバン インフィニティ Wヒーロー夏映画 2026』(公開日:2026年7月24日)

東映の夏恒例2本立てが初登場5位。『映画 仮面ライダーゼッツ さよならのミッション』では、テロの実行犯として指名手配された万津莫=仮面ライダーゼッツの無実を懸けた戦いを描く。小鷹賢政=仮面ライダーノクスは、真犯人の影を追い続け、ついに黒幕である「仮面ライダー夢現」の存在にたどり着く。併映の『映画 超宇宙刑事ギャバン インフィニティ 太陽が泣いた日』は、太陽をのみ込まれた多元宇宙が舞台。太陽を取り戻すため全ギャバンが次元を超えて集結する。
■4位:『Michael/マイケル』(公開日:2026年6月12日)

「キング・オブ・ポップ」マイケル・ジャクソンさんの半生に迫る伝記映画が、前週3位から4位へ。週末3日間で動員13万9700人、興収2億2100万円を積み、累計は動員435万人、興収69億円を突破。日本のインディペンデント配給会社の単独配給作品として、歴代興収No.1の新記録を打ち立てた。主演は、マイケルさんの実の甥にあたるジャファー・ジャクソンさん。模倣ではなく叔父の本質を体現するため、2年にわたり足の感覚がなくなるまで踊り続けたという。同じ製作陣の『ボヘミアン・ラプソディ』は131億円。この夏の推移次第では100億円も視野に入る。
■3位:『キングダム 魂の決戦』(公開日:2026年7月17日)

原泰久さんの人気漫画を実写映画化したシリーズ第5作が、初登場首位から3位へ。2026年7月24日からはDolby Cinema、SCREENX、ULTRA 4DXでの上映も始まり、週末3日間で動員44万9600人、興収7億3400万円をあげ、累計は動員214万人、興収33億円を超えた。原作屈指の人気エピソード「合従軍編」を映像化し、総数50万の合従軍が秦へ攻め込む。信役の山﨑賢人さん、嬴政役の吉沢亮さんらおなじみの顔ぶれが演じる。要潤さん演じる騰の戦闘スタイルの再現度にも絶賛の声が相次ぐ。
■2位:『トイ・ストーリー5』(公開日:2026年7月3日)

ディズニー&ピクサーの看板シリーズ第5作が、2週続けて2位をキープ。週末3日間で動員54万6500人、興収7億7300万円を上乗せし、累計は動員597万人、興収85億円を突破した。公開23日目での80億円到達は『ズートピア2』を上回り、ディズニー&ピクサー史上最速のメガヒットに。世界興収も10億ドルを超え、2026年公開作でトップに立つ。高機能タブレット「リリーパッド」に夢中の持ち主を前に、自分たちの居場所を守ろうとウッディとバズが再び立ち上がる。
■1位:『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(公開日:2026年7月24日)

ナガノさんの人気コンテンツ、待望の初映画化が堂々の初登場首位。初日から3日間で動員150万8500人、興収22億4000万円を記録した。ナガノさん完全監修のもと、原作屈指の人気長編「セイレーン編」を及川啓監督が映像化。100倍の報酬と限定グルメに釣られ、ちいかわたちが「特別な島」へ渡り、予想を裏切る大冒険にのみこまれていく。声の出演は青木遥さん、田中誠人さん、小澤亜李さんら。公開直後から「終盤に近づくにつれ観客全員が押し黙る」「子供向けの皮を被った大人向けホラー」と反響が広がり、大人世代まで動員を伸ばしている。
今週は『映画ちいかわ』の鮮烈な初登場首位に、『トイ・ストーリー5』『Michael/マイケル』の記録的ロングランが重なり、清水崇監督作がトップ10に2本並ぶ多彩な顔ぶれとなった。2026年7月31日(金)には『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』『映画クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケ~ション』『モアナと伝説の海』などが控え、混戦はさらに深まりそうだ。この週末は、気分に寄り添う1本を選んで、劇場へ足を運んでみてはどうだろう。
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