佐野晶哉が明かす、見上愛“りん”への告白シーンの裏側「僕もなぜか泣いていた」演じる“シマケン”への思いも<風、薫る>

佐野晶哉が明かす、見上愛“りん”への告白シーンの裏側「僕もなぜか泣いていた」演じる“シマケン”への思いも<風、薫る>

連続テレビ小説「風、薫る」で“シマケン”を演じる佐野晶哉からコメントが到着
連続テレビ小説「風、薫る」で“シマケン”を演じる佐野晶哉からコメントが到着 / (C)NHK

見上愛と上坂樹里がW主演を務める連続テレビ小説「風、薫る」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)が現在放送中。第90回の放送を終え、一ノ瀬りん(見上)の良き相談相手・島田健次郎を演じる佐野晶哉よりコメントが到着した。

■激動の時代を生きた二人のナースの“バディ”作品

連続テレビ小説114作目となる本作は、看護師という職業の確立に大きく貢献した実在する二人の人物をモチーフに描く、看護の世界に飛び込んだちょっと型破りな二人のナースの冒険物語。

明治時代、西洋から伝わった看護学を学ぶ人々は“トレインドナース(正規に訓練された看護師)”と呼ばれ、医療看護の世界に新風を起こした。同じ看護婦養成所を卒業した一ノ瀬りん(見上)と大家直美(上坂)の二人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがて“最強のバディ”となって世界を切り拓いていく姿を描く。

佐野が演じる“シマケン”こと島田健次郎は、新しく生まれた言葉や外国語に造詣が深い人物。小説家を志しながら新聞社で活字工として働いており、実家は浜松の料理屋で5人きょうだいの末っ子。劇中では「紙飛行機を一つ飛ばす程度に、もやもやした気持ちが晴れること」を意味する「―とんびする」という造語を生み出すなど、独特のキャラクターで親しまれている。

第18週の最後では、りんに会いに新潟へ向かい、海辺で気持ちを伝える重要なシーンが描かれた。

■「僕にとっても特別なシーンに」見上愛との撮影裏話を明かす

――これまでシマケンを演じてみて、最初のころと変化はありますか?

他のドラマや映画などと比べて“朝ドラ”は撮影の日数が長いので、役に対する思い入れや理解は深まっている気がしますし、演じていくうちに最初に思っていたシマケン像とは全然違うのだと感じました。登場週(第3週)では自分が知っていることを話すときだけスラスラとテンポよく話し、りんに対しては不器用で少しそっけない対応をしていましたよね。それが、気づいたら美津さんや安さん、さらにお隣さんとまでと仲よくなって。心を許した相手には笑顔を見せて懐に入ってしまうキャラクターなのだと演じていくうちに知りました。

こんなに笑うキャラクターだとも思っていなかったのですが、それは周りのキャストの皆さんに引き出してもらった感覚があります。台本を読み進めると「確かにシマケンはこんな人だよなぁ」と今まで僕が演じてきたシマケン像とつながる気持ちのよい瞬間もあり、パズルが完成していく感覚になります。1年かけて撮影させていただけるからこその役作りのおもしろさを実感しています。

――第18週の最後でりんに会いに新潟へ行きますが、海でのふたりのシーンは印象的でしたね。

あのシーンはシマケンがひとつピリオドを打つような、男らしく気持ちを伝えるシーンにしたいと演出の皆さんがおっしゃっていたので、とても悩み、言い方やセリフもたくさん相談して作ったシーンです。りんを真っすぐ見つめながら「愛おしいです」とセリフを言ったら僕もなぜか泣いていたし、そのあとの見上さんもボロボロ泣いていて。撮り終わったあと演出の方とカメラチェックしたとき、すごくいい顔をした見上さんの表情を見て「あぁよかった」と思いました。僕にとっても特別なシーンになりましたね。

――今後のシマケンへの思いは?

第18週の海のシーンでは、“朝ドラ”のなかで主人公の恋に関わる相手としての大きい仕事を一つできたのではないかとうれしくて。見上さんからすてきな表情を引き出せて「ああ、僕の仕事ってこういうことなんだな」と改めて思ったんです。「シマケンがこう見えるように」とか「シマケンの感情が」とかではなく、『風、薫る』のりんと直美というふたりの主人公がどのように見えるかが大切だと思いました。

これから先のシマケンがどうなるかまだ分からないですが、ふたりの主人公や、その家族にいい影響を与えて作品のいいスパイスになれるようにこれからも精いっぱい演じていこうと思います。
連続テレビ小説「風、薫る」より
連続テレビ小説「風、薫る」より / (C)NHK

連続テレビ小説「風、薫る」より
連続テレビ小説「風、薫る」より / (C)NHK

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