娘の4歳の誕生日、義母がごちそうを持って来てくれることになり、家族みんなで楽しみに待っていました。ところが約束の直前、義母から突然「今日、やっぱり行けない」と連絡が。詳しい理由がわからず、私は戸惑いとモヤモヤを抱えていました。そこで、後日、夫から義母に理由を尋ねてもらうことに……。
娘の誕生日当日にドタキャンした義母。後日、理由を聞くと…
娘の誕生日が近づいたころ、義母から「ごちそうを持っていくね」と連絡がありました。娘も私も夫も、義母が来るのを楽しみにしながら準備を進めていました。
ところが当日、約束の時間の直前になって、義母から「今日、やっぱり行けない」と連絡が届きました。詳しい理由は書かれておらず、まさかのドタキャンに驚きました。
正直なところ、そのときの私は「どうして今さら?」と戸惑いました。何か大変なことが起きたのではないかと心配する一方、理由がわからないまま断られたことへのモヤモヤも残りました。
義母が来られなくなったため、その日は家族3人で娘の誕生日を祝いました。
それでも、理由がわからないままでは気持ちの整理がつきません。義母に直接聞くのは気が引けたため、後日、夫から理由を尋ねてもらうことにしました。
すると、思いがけない事情がわかりました。義母はわが家へ向かう途中、道端で体調を崩した高齢の方を見かけ、介抱していたそうです。救急車を呼び、その方に付き添って病院まで同行したため、わが家に来られなくなったというのです。
義母が詳しい事情を伝えなかったのは、「せっかくの誕生日に余計な心配をかけたくなかったから」だったそうです。ただ、理由がわからなかった私は、かえって心配し、不満も募らせていました。義母なりの気遣いだったとは思いますが、ひと言事情を伝えてくれていたら、受け止め方も違っただろうと思います。それでも、困っている人を放っておけなかった義母の行動を知り、責める気持ちはなくなりました。
本当の理由を知り、私はすぐに義母へ連絡しました。困っている人を助けた義母の行動に頭が下がる思いだったことや、「大変だったんですね」とねぎらう気持ちを伝えました。後日、あらためて家族みんなで集まり、義母も一緒に娘の誕生日を祝うことができました。
あの日は、理由もわからないまま約束を断られたことにモヤモヤしていました。しかし事情を知り、困っている人を放っておけなかった義母の行動に、義母らしい思いやりを感じました。
見えている出来事だけで、相手の気持ちや事情を判断してはいけないと気づかされた出来事です。これをきっかけに、義母との距離も以前より少し近づいた気がします。
著者:開田愛奈/40代女性/4歳の娘を育てる働くママ。好きなことはパンとお菓子作り、推しのライブ映像を観ること
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

