息子が7歳のころの話です。息子が学校から帰宅してすぐ、インターホンが鳴ったのですが……。
玄関を開けた瞬間ダッシュ!?
モニターを見てみると、何度かわが家で遊んだことのある息子の同級生の男の子がいました。玄関を開けると、慌てた様子で「おばさん、もう限界! トイレ貸して!」と言いながら、ダッシュでトイレへ駆けていきました。驚きましたが、よほど困っていたのかと思い、クスッと笑ってしまいました。
その気配に気づいた息子が部屋から出てくると、同級生の男の子が「今から見たいアニメがあるから、一緒に見ようぜ!」と誘いました。魅力的な誘いに息子はすっかり乗り気に。予定にはありませんでしたが、そのままわが家のリビングで遊ぶことを許可しました。
そこまではよかったのですが、なんと同級生の男の子は「おばさん! 俺さ、ジュースでいいよ!」とテレビから目も離さず、ひと言。さらに「お菓子も食べたい! 何かある?」と催促してきたのです。あまりにあっけらかんと言われたので、思わず苦笑。図々しいやら度胸がいいやら……。
ただ、要望どおりジュースとお菓子を出すと、明るく元気に「やったー! ありがとう!」とお礼を言ってくれたので、嫌な気持ちにはなりませんでした。
子どもは素直なので、自分の要望をそのまま伝えてしまうのもわかります。ですが、いきなりトイレを借りに来たと思ったらそのまま家に上がりこみ、おやつを要求するのはちょっとマナーがなってないのかもと感じてしまった出来事でした。
この件は、息子には友だちの家では失礼のないよう振る舞うこと、親御さんや目上の人には敬語で話すこと、誰かに何かをお願いするときは急いでいても事情を説明し、きちんと許可を得ることなど、いろいろと教えるいい機会になりました。
著者:山田ゆうみ/40代・女性・求職中。2人の子どもを育てる母。
イラスト:大福
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

