

みずみずしい果汁と甘さで、日本の夏を鮮やかに彩る「梨」。江戸時代から続く産地・千葉県は、産出額29年連続トップに加え、生産量・栽培面積のすべてで日本一を誇るまさに“梨の絶対王者”。その千葉県産の梨において、53%ものシェアを占める不動のエースこそが「幸水」だ。
■日本の夏を鮮やかに彩る「梨」。その絶対王者として君臨する「幸水」
今回は、そんな「幸水」が全国のどこよりも早くお披露目される大田市場での「初競り」にウォーカープラスが潜入!消費地に近いからこそ叶うもぎたての輝きと、早朝の聖域で繰り広げられるプロたちの“熱すぎるドラマ”を、現場からダイレクトにお届けする。

東京が深い眠りについている早朝、大田市場の青果棟はすでに圧倒的な熱気と活気に満ちあふれていた。ターレットトラックやフォークリフトが猛スピードで行き交う独特の緊張感のなか、特設会場に鎮座するのは、最高峰の呼び声高い千葉県産「幸水」。今年は梅雨時期の恵みの雨により、昨年よりもひと回り大振りで堂々たる豊作。箱の中に並ぶその姿は、みずみずしい宝石のような輝きを放っている。


そして、運命の午前7時ジャスト。空気を震わせるような威勢のいい掛け声とともに、いよいよ初競りがスタート!……したのもつかの間、わずか10分足らずで「幸水」は完売に。

■奇跡の甘さ、妥協ゼロの“梨職人”が語る今年の自信作

そんな「幸水」の魅力をとことん深掘りするべく、大盛況の初競りを終えて安堵の表情を浮かべていた生産者であるJA長生「一宮・岬梨組合」の小高庸熙(おだかやすひろ)さんに、丹精込めて育て上げた今年の梨の出来栄えと、熱い思いを語ってもらった。
――長生・一宮の梨をはじめとする、千葉県の梨の魅力を教えてください。
【小高庸熙さん】私たちが生産している長生地域は、九十九里という海に面した温暖な気候の産地になります。海風とミネラルをたっぷりと浴びているため、非常に甘くておいしい梨が生産できる環境が整っていると思っています
――昨年の梨の栽培において、気候の影響などはありましたか?
【小高庸熙さん】昨年は空梅雨で雨が少なく、どうしても果実の肥大が進まない年になってしまいました。しかし今年は、梅雨時期にしっかり雨が降ってくれたおかげで、果実も非常に大きく、立派に育っています。私たちが自信を持って皆さんにご提供できる梨ができたと確信しています!

――おいしい梨を届けるために、生産者としてどのような思いで栽培されていますか?
【小高庸熙さん】やはり一つひとつの品質にこだわって作っています。味がよくないものや小ぶりなものを出してしまうと、お客様にご満足いただけない結果になってしまいますので。品質の悪いものは早めに摘果(てきか)して間引き、本当によいものだけを残す。そうして出来上がった最高の梨を、皆さんに提供したいという思いで生産しています
――最後に、消費者の皆さんへアピールをお願いします!
【小高庸熙さん】今日のために、私たち生産者は一生懸命、1年間やってきました。おいしくて甘いこの『ちばの梨』を、ぜひ皆さんにたっぷりと味わっていただきたいなと思っております!
■「今年の千葉の梨は期待していい!」競り人が語る絶対の自信

この熱狂の渦の中心で、現場を仕切っていたのは東京青果株式会社果実第3事業部係長の佐藤純哉(さとうじゅんや)さん。初競りを終えたばかりの彼にも、今年の「幸水」の出来栄えと現場の熱量を聞いた。
――今年の初競り、例年と比べていかがでしたか?
【佐藤純哉さん】昨年よりも買参人のお客さんが多く、かなり人気が高まっていますね。長生(ちょうせい)の梨の認知度も今まで以上に広がっているので、今年は大いに期待できる年になると思います。
――改めて、千葉県の梨の魅力を教えてください。
【佐藤純哉さん】食味にしろ品質にしろ、間違いなくトップクラスです。お客さんからの期待も非常に大きく、それが今日のこの大盛況につながっています。生産者の方々にはこれからも素晴らしい梨を作っていただき、我々もしっかりと販売していきたいですね

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