
正門良規と川島如恵留が、7月31日に都内で開催されたエスドラ「Chat Boy」試写&取材会に登場。互いに先入観と真逆の第一印象だったことを明かす場面があった。
■AI依存とその代償を描く新感覚ヒューマンサスペンス
本作は、4月から配信が開始したSTARTO ENTERTAINMENTの縦型ドラマ「エスドラ」の第4弾作品で、現代におけるAI依存とその代償を描く新感覚ヒューマンサスペンス。正門は、AIに依存している漫画編集者・内海圭人、川島は内海の高校時代の友人・藤野誠(2役)にそっくりな人型AIを演じる。8月1日昼5時よりエスドラ公式YouTubeで配信開始される。
仕事ができると評判の漫画編集者・内海(正門)は、実際は“Chat AI”に意見を求め、肯定されることによって自分を保っている、自分に自信が持てない青年だった。ある日、政府から“AI禁止令”が出たことにより、“Chat AI”が使用できず途方に暮れる内海の元に、人型AIを扱う「レンタルシンユウ」という会社からDMが届く。半信半疑で訪れた内海が、管理人・零谷(片桐仁)から見せられたのは、ずらっと並んだ人型AIたちだった。その中で内海は、高校時代の同級生・藤野(川島)にそっくりな人型AIを見つける――。
■縦型ドラマ初挑戦にわくわく&脚本の面白さに感激
オファーを聞いた時の感想について聞かれた2人。正門は「(縦型ドラマという)新しいことやるなということで純粋にわくわくしましたし、脚本を読ませていただいてもめちゃくちゃ面白かったです。『世にも奇妙な物語』的なタッチになるのかなと思っていたんですけど、深く読んでいったり、監督さんとお話していくにつれて、すごく繊細で美しいお話だなと思ったのが印象に残っています」と回顧。
一方、川島は「(マネジャーから)『如恵留、ドラマの話来たよ』って言われて『うわー、やりたい!』って喜んだら、『縦型です』って言われて『おおぅ。縦型か。縦型って何だろう?』ってなった(笑)」とコメントして笑いを誘いつつ、「『新しいことやってみたい!やらしてください』って言ったら『主演が正門くんです』って言われて、『マジっすか?もっとやりたい』って言った」とにっこり。さらに、「台本を読ませてもらって『こんなに面白い作品があるんだ』って。すごくないですか? これを無料で見られる世界なんですよ」と述懐した。
また、それぞれ演じた役についても言及。正門は「結構自分事にするのは大変でした。内海くんは。『今の僕とは全然遠いところにいる人間やな』と思うんですけど、監督さんとお話していく中で、『過去の経験とか感じていたことは、俺にも内海と共通しているところがいっぱいあったな』という発見があったので、それは非常に向き合っていて楽しい役でしたし、“嫌でも過去をさらけ出す”みたいな感覚があったので、(出来上がった作品を)見るのがちょっとこっぱずかしかったりしたんですけど、非常にやって良かったなと思います」と告白。
対して、川島は「僕は逆に、『藤野と自分はすごく重なるな』と思っていました。僕たちは中学生くらいからアイドルをやらせていただいている身ですから、例えば学校だったりで、友達から『いつも何でもできてすごいね』『テレビ見たよ。完璧だね』って言われることが多いんですよ。そういう我々だからこそ、『本当はそうじゃないのにな』とかっていう悩みみたいなものは感じるんです。それが藤野とすごく重なっていて、演じながらですけどグッとくるところは多々ありました」と語った。
■イメージと違った互いの第一印象
そんな中、互いの印象について質問が寄せられると、正門は「本当にいい先輩です。リラックスして現場にいさせていただきました。しゃべりやすい先輩ですごくホッとしたのと、僕と全く同じスウェットを着てらっしゃったんですよ! 私服で。それで、『この人、趣味近い!』と思って(笑)」と打ち明ける。
川島は「Travis JapanとAぇ!groupは、共にジュニア時代を過ごした仲間でありライバルでもあって、お互いメジャーデビューするためにはどうすればいいかと日々頑張っていたチームなのですが、まっさん(正門)はまっさん主演で関西ジュニアを引き連れて舞台やってる時期とかがあったので“関西のドン”だと思っていて、『ちょっと怖い人なんだろうな』『関西でブイブイいわせているんだろうな』って思っていたら、めちゃくちゃ優しくて! 『そりゃ好かれるわ』って思いました」と勝手にネガティブな先入観を持っていたことを吐露。
すると、正門も「それで言うと、(川島は)上品で、クールで、ミステリアスな、ちょっと取っ付きにくい人なんかなって勝手に思ってたんですよね。それがお会いした瞬間、変わりました。のえさん(川島)は、先輩で一番腰低いです」と出会った瞬間に先入観が霧散したことを明かした。
◆取材・文=原田健

