
昼休みや通勤・通学、ちょっとした隙間時間は短時間で読める傑作ショート漫画を読むのがおすすめ。ここでは、「想定外」「予測不能」なショートホラー漫画をSNSに公開している、誰でもない(@daredemonaidare)さんの創作漫画「おみやげ」を紹介。本作の内容について、創作の舞台裏やアイデアの源泉について話を聞いた。
■「刀傷の岩」に隠された真実に背筋が凍る



本作「おみやげ」は、修学旅行で訪れた場所から持ち帰ってしまった"おみやげ"が、思いもよらない恐怖を招き、楽しかったはずの旅行の思い出が一転して恐怖へと変わっていくショートホラー漫画だ。読後もしばらく余韻が残る不気味な展開に、「怖すぎる」「嫌なお土産だ…」といった声が寄せられ、話題を集めている。
作品について作者・誰でもないさんは、「刀傷のついた岩」がふと思い浮かんだことが、本作の着想だったと明かす。その印象的なイメージから物語を膨らませ、誰もが一度は経験する修学旅行という身近な舞台を組み合わせることで、日常と怪異の境界が少しずつ曖昧になっていくような恐怖を描き上げたという。
一方で、自身の修学旅行の思い出については、「スキーウェアとはこんなに暖かいものなのか! 」と感動したことが今でも印象に残っていると振り返る。また、お土産にまつわるエピソードとして、幼いころに家族旅行で買ってもらったオルゴールのキーホルダーを紹介。サザンオールスターズの「涙のキッス」が流れるそのオルゴールは、「当時はなんの曲か知らなかったけど今では大切な一曲です 」と、思い出とともに大切にしていることを明かした。
さらに、「“絵的”にも“内容的”にも怖く描ければベストです 」と意欲を語る誰でもないさん。身近な出来事だからこそ背筋が寒くなる独特の世界観と、じわじわと忍び寄る恐怖を味わえる本作を、ぜひ読んで欲しい。
取材協力:誰でもない(@daredemonaidare)
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