生活費は折半で、家事も分担——周囲から羨ましがられる理想の共働き夫婦だったカナさんとマサルさん。
しかしマサルさんは、息子・リクくんが生まれた途端、変わってしまいました。
カナさんの体調が悪くても夜中のミルクのために起きることはなく、うんちのおむつ替えも「やったことがない」という理由で拒否! 育児を放棄して、自分だけリフレッシュするためにジムや飲み会に出かけます。
かつてはやさしかったマサルさんがこんなにも変貌したきっかけは、カナさんの里帰り中、仕事でミスをしたときに周囲から「妻のほうが優秀」と陰口を叩かれたことでした。プライドを深く傷つけられ、「もう頑張らない」と極端な思考へ逃避していたのです。
カナさんの頭の中に「離婚」の二文字がよぎる一方、マサルさんは家事育児から逃げるために通っていたジムでルリ子という女性と出会い、不倫関係に陥ってしまいます。
「タイプだったからわざと話しかけたの」と明かされ鼻高々になるマサルさん。しかし、ルリ子は続けて「妻子持ちだって知ってるよ? いつ奥さんと別れるの?」と笑顔で迫ってきたのです。
既婚者だと見抜かれていたことに動揺しつつも、保身と下心から「なるべく早く別れる」と最低な約束を交わしてしまいました。
妻と不倫相手を比べる夫














ワンオペでの家事や育児に追われ、自分のケアまで手が回らないカナさん。思い起こせば、もう1年美容院に行っていません。
子どもとの留守番を頼むと、マサルさんは「プッ」と思わず吹き出します。彼の頭の中に浮かんでいたのは、美意識の高い不倫相手・ルリ子さん。ボロボロになった妻と比べ、心の中でバカにしていたのでした。
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子育て中は、自分のことよりも子どものお世話を優先し、気づけば身なりにまで手が回らなくなってしまうこともあります。けれど、その姿は決して笑われるようなものではなく、毎日懸命に子どもと向き合ってきた証でもあるのではないでしょうか。
もちろん、ママになっても「きれいでいたい」「自分のための時間がほしい」と思うのは自然なことです。パートナーには、そんな気持ちを否定したり比べたりするのではなく、ママが安心して美容院へ行ったり、ひとりで息抜きしたりできるよう、主体的に家事や育児を担ってほしいですね
著者:マンガ家・イラストレーター みぃ子

