
カルティエといえば押しも押されぬ名門ブランド。
カルティエ現代美術財団(Fondation Cartier pour l’art contemporain)は長年パリ14区のラスパイユ通りに居を構えていました。
そんなカルティエ財団の新居はパレ・ロワイヤル(Palais Royal)のメトロを出た目の前。
2025年10月に8000m2のフロアオープンを迎えました。
古くはホテル、デパート、骨董モールとして機能した大きな建物が、カルティエによって再び大きく生まれ変わったのです。
入口スペースが小さい分、中に入ると天井の高さが際立ちます。
すぐに始まる展示に心がはやりながらも、地下で荷物をロッカーに入れたりお手洗いに行っておくと、この広い贅沢な空間をゆっくり堪能することができるでしょう。
展示スペースの比較的奥の方にある、Tadanori Yokoo 氏が描いた様々な分野の著名人のポートレートは、意外な色使いや表情が印象的で、来訪者たちはそれぞれ興味を惹かれた作品の前で感想をささやき合っています。
実は2024年のオープンを予定していたようですが、工事の工程が数ヶ月から数年遅れる話はフランスでは日常茶飯事。
延期の末、財団ができてから40年という節目の2025年になりました。
今回は非常に良い偶然(?)で記念すべき年のオープンだと言って良いでしょう。
各フロアを回るにつれカルティエの財力や交流の広さ、アート活動のスケールの大きさに感嘆のため息が幾度か出た人は少なくないはずです。
各アート作品は勿論、大工事の様子を撮影したビデオやお土産コーナーのカルティエ財団グッズもぜひチェックを。
尚チケットを現地で購入する場合、入口のすぐ裏側にあたるところにチケット売り場があります。

