妊娠8ヶ月の大きなお腹を抱えた美咲さんは、ある日夫誠二さんが会社の人の連帯保証人になっていたことと、その人と連絡が取れなくなっていることを聞いて驚きました。うろたえた様子の誠二さんは、2人の貯金全額を使いたいと美咲さんに言いましたが、毎月自分の分として10万円を誠二さんに渡していた美咲さんは、その分だけでも250万円はあるはずなのに2人分全額と聞いてさらに驚きました。誠二さんはそれだけではなく、美咲さん個人で貯金している分も当てにしていたようで、全額おろしてきてほしいと言いました。
借用書を要求した妻

連帯保証人になり、借金を背負わされた誠二。寝耳に水の話で驚きました。しかも、2人の貯金と私個人の貯金を全部使いたいと言われて、驚きよりも不安になってきました。それでも言われた通り、翌日銀行へ向かいました。ちょうど銀行の前でため息をついた時、誠二から貯金をおろせたかどうか、いくらおろせたかと電話がきました。

「そんなに無いよ」と伝えると、誠二に「あのさ、200万くらいは?」と聞かれて驚きました。昨日から何言ってるの?2人の貯金も全部使うのに、更に私の貯金から200万円も使うなんて、なんだかおかしい。

「本当に足りないんだよ。ちゃんと返すから!お願いだよ!」と誠二は必死に訴えますが、私は焦る誠二と同じ気持ちになんてなれません。もうすぐ産まれてくる子どものために、コツコツ貯めたお金なのに、足りないからと言ってパッと出せるわけがありません。わかってるというけれど、あやしいものです。

私は、誠二に借用書を書いてほしいと伝えました。私個人の貯金から貸すお金にプラスして、2人の貯金用に私の分として渡していた250万円も当然かいてもらうつもりです。すると誠二は意外だった様子で「えっ・・・夫婦なのに?俺を信用してほしい」と言いました。私に相談もなく連帯保証人になっておいて信用?できるわけがありません。

「それに、なんか今回すごい焦ってない?なに?なにかあった?」と、私は昨日からずっと感じている違和感を誠二にぶつけました。すると、「実は俺、仕事辞めちゃって」という想定外の返事が返ってきて、返す言葉もありませんでした。
家族のお金も美咲さんのお金も全部引き出させて、しかも仕事を止めていただなんて、これからいったいどうやって暮らしていくつもりなのでしょうか。大きなお腹を抱えた美咲さんにかかる精神的ストレスが本当に心配になります。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

