
10月9日に放送された野球トークバラエティ「ダグアウト!!!」(毎週木曜夜10:00-11:00、BS10)。先週に引き続き、放送100回記念スペシャルの後編として番組を支えてきた“ダグアウトファミリー”こと真中満、五十嵐亮太、川上憲伸の3人がゲストに登場した。MCの上田まりえ、岡田圭右とともに、過去の放送回を振り返りつつ次の節目に向けた企画会議など濃密なトークが繰り広げられることに。
■「ダグアウト名球会」誕生
番組冒頭、真中・五十嵐・川上の3人が「ダグアウト名球会」入りを果たしたことが発表されると、スタジオは一気に祝福ムード。3人は次々と「嬉しい!」と声を上げて喜んだ。
番組の“公認レギュラー”という肩書きに岡田が「じゃあ、これからは毎週皆さんが出演ということ?」と期待を寄せるも、上田が「それはないです。出演スタイルは今までのように…」と冷静に返答。スタジオは笑いに包まれつつも、3人の複雑な表情がなんとも印象的だった。
その後、番組の次なる節目である200回を見据えた「緊急企画会議」が開催。岡田が「道具に関する企画。選手のこだわりを聞いてみたい」と提案すると、五十嵐は即座に「再生回数伸びないやつですね。好きなのと伸びるのは違いますからね」とズバリ言ってのける。プロデューサー顔負けのダメ出しに岡田も思わず吹き出し、場の空気が一気に和んだ。
■“旅行”から“モノマネ”まで 止まらないアイデア合戦
「緊急企画会議」で五十嵐は「旅行」と書かれたフリップを掲げ、まさかのロケ企画を提案。いかにも予算がかかりそうな企画に岡田が「ちょっと待って、これはチェック入りますよ」とツッコミを入れ、真意を確認することに。五十嵐は真剣な表情で「プロのマウンドって全部一緒って言われてるけど、実際は球場によって違う。マウンドの硬さも違えば土の種類も違う。それを検証してもらいたい」と説明する。
そこに真中が「それを旅行とどう繋げるの?」と鋭く突っ込むと、五十嵐は「そこだけじゃ面白くないので、夜(上田)まりえちゃんと一緒にお酒を楽しんだり…」と笑顔。上田は「私も一緒に連れて行ってもらえるんですね」と大人なコメントを返すが、岡田は「何言うとんねん!」と即ツッコミで上田を守る。気心を知る仲ならではともいうべき、息の合った掛け合いが続いた。
そのほか真中からは、自身が好きなボートレースや山本昌のラジコンを掘り下げる「◯◯大好き野球人」、川上からは「モノマネダグアウト」など個性あふれる案が飛び出し、終始にぎやかな雰囲気でスタジオは大盛り上がり。
さらに番組中盤で、放送100回を記念した「YouTube再生回数ランキング」も発表。番組がYouTubeに公開している過去回の再生数をランキング形式で発表するコーナーだが、1位に輝いたのは208万回再生を記録した前田智徳&小早川毅彦のゲスト回だった。五十嵐は「やっぱ前田さんなんだ」と納得の表情で、真中は「プレーヤーとしての前田さんは知ってるけど、プライベートの会話を聞きたがってる人が多いっていうことですよね」と冷静に分析する。
また小早川の印象について、真中は「良き先輩。アドバイスをもらうことも多かったけど、先輩だからといって上から言ってくるようなことも一切なかった」と振り返った。上田も「小早川さんは柔らかい雰囲気の方。番組で一緒になったときに写真撮影をお願いしたら、一緒に“指ハート”のポーズもとってくれた」と、お茶目な一面を紹介。ところが現役時代はそのような印象がなかったようで、前田智徳の“キャラ変”も含めて川上が「広島って引退すると変わるんですかね」と冗談交じりにこぼす。すかさず真中と五十嵐が「やめなさい」とツッコミを入れるなど、終始笑いの絶えない展開となった。
■200回に向けてさらに進化する「ダグアウト!!!」の魅力
後半の名物コーナー「ガチャガチャダグアウト!!!」では、川上が「寮の話」をテーマに、夜に抜け出した後輩を助けたエピソードを披露した。しかしその後、唐突に「僕はちなみに猫飼ってました」とまさかの爆弾発言。ペット禁止の寮で瀕死の野良猫を救い、内緒で飼っていたという優しさあふれる告白…ではあったものの、あまりにも衝撃的な言葉に五十嵐は何度も「本当?」と聞き返して驚きの表情を浮かべる。
まさに“現役を退いたいまだから”語れる内容だが、それでもここまでリラックスして語れるのは「ダグアウト!!!」ならでは。身内しかいない“ダグアウト”の名前通り、選手たちがいままで秘してきたエピソードを思わずぶっちゃけてしまうのだろう。
記念すべき100回を迎えた野球トークバラエティ「ダグアウト!!!」。野球界を支え、今も語り継ぐ選手たちの素の表情こそがこの番組の真髄だ。100回を経てなお進化を続ける中で、これからどんな新たな球史を描いていくのか。次の200回に向けた彼らの挑戦に期待したい。

