「処理しきれない」青木裕子、東野幸治…芸能人の困惑感想で広がる映画「ちいかわ」考察ブーム

「処理しきれない」青木裕子、東野幸治…芸能人の困惑感想で広がる映画「ちいかわ」考察ブーム

 公開3日間で興行収入22億4000万円、観客動員150万人を突破する好スタートを切ったアニメ映画「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」。かわいらしいキャラクターとは対照的な物語の内容が口コミで広がり、芸能界からも鑑賞後の感想や考察が相次いでいる。

 原作はイラストレーター・ナガノ氏による漫画「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」。テレビアニメでも、不穏な展開や社会風刺を思わせるエピソードがたびたび話題となってきたが、劇場版では人魚伝説をモチーフにしたストーリーが描かれ、公開直後からSNSでは「かわいい映画だと思っていたら予想外だった」「子ども向けだけでは語れない内容」といった感想が目立っている。

 そんな中、鑑賞した芸能人からも率直な感想が続々と寄せられている。その一人がフリーアナウンサーの青木裕子だ。

「青木は7月27日に自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、10歳の次男と映画を鑑賞したことを報告しました。『噂通り、可愛いだけの映画じゃなくて、処理しきれない気持ちになってる』と投稿したほか、『誰かとこの映画について喋りたいけど、誰にどんなふうにすすめればいいか迷っています』ともつづっており、見終えた後も複雑な思いが残っていた様子がうかがえます」(芸能記者)

 また、お笑いタレントの東野幸治も7月29日に自身のスレッズを更新し、「どんより面白かったです」と独特の表現で感想を投稿。「親は子どもと一緒に観たらどう説明するのだろう?」ともつづった。さらに、元日向坂46の松田好花もラジオ番組「松田好花のオールナイトニッポン0(ZERO)」で映画について語り、「全然寝れないぐらい怖かったです」「結構考えさせられる映画だった」「名前からは想像できないような内容」と率直な印象を明かしている。

パンフレットの「水しぶき」を赤く塗ると“血しぶき”に!?

「作品の感想を発信した芸能人に共通しているのは、『かわいい』よりも鑑賞後の余韻について語っている点です。東野さんの『どんより面白かった』という表現も話題になりましたし、青木さんの『処理しきれない』という感想も多くの人が共感していました。作品の内容に踏み込まず、それでも誰かと話したくなるという声が広がっていること自体、この映画の特徴と言えるのかもしれません」(映画ライター)

 さらに、作家・湊かなえ氏も自身のインスタグラムで映画を鑑賞したことを報告。ネット上で広がった「後味が湊かなえ」という感想について、「こういうことか!と納得」と反応し、「『告白』より『人間標本』の読後感に近いかも」と、自身の作品に重ね合わせながらコメントしている。

 作品はストーリーだけでなく、劇場パンフレットのデザインにも注目が集まっているという。

「裏表紙には水しぶきと人魚のうろこがデザインされているのですが、この水しぶきを赤く塗ると血しぶきのようにも見え、物語の真相を連想させる仕掛けではないかという考察がSNSで広がっています。公式が意図を説明しているわけではありませんが、パンフレットまで見返して作品を考察するファンが増えているのも、今回の映画ならではの現象と言えそうです」(前出・映画ライター)

 芸能人たちの“ガチ考察”も話題を後押しし、「ちいかわ」の世界観をめぐる議論は、今後もしばらく続きそうだ。

配信元: アサジョ

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アサジョ

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