保護犬の譲渡会で始終怯え、震えて隔離されていたというチェイスくんは、生後4カ月の頃に飼い主さん家族に迎え入れられました。当初は男性や知らない人が近くに来るだけで怯えていたチェイスくんですが、4才になった現在は少しずつできることを増やし、飼い主さん家族に甘えて過ごしているといいます。
出会いとなった譲渡会では怯えた様子だったというチェイスくん
引用元:@Chase_0130
写真の犬は、X(旧Twitter)ユーザー@Chase_0130さんの愛犬・チェイスくん(取材当時4才)です。飼い主さんに、チェイスくんをお迎えした当時のお話をお聞きしました。
飼い主さん:
「以前から家族のあいだで『保護犬を飼いたい』という話は出ていましたが、私は鼻の長い洋犬系、家族はブルドック系が好みなため、行動に移してはいませんでした。
そうした状況のなかで別の家族が猛烈に柴犬を飼いたがったので、『保護犬の柴犬は見つからない』ということを教えるつもりで検索することに。すると、保護犬サイトに柴犬に似た犬がいたので会いに行くことにしました」

引用元:@Chase_0130
飼い主さん:
「会場に行くと、きょうだいのなかで1頭だけ怯えながら震えて隔離されている犬がいたので気になりました。ほかのきょうだい犬が次々と新しい家族をみつけるなか、案の定その犬には引き取り手がありません。最初は“見学だけ”のつもりでしたが、『たぶん、このコはこのまま残っちゃうな……』という気持ちもあったので、お迎えすることにしました」

引用元:@Chase_0130
そんな飼い主さんには、チェイスくんの忘れられない思い出があるのだとか。
飼い主さん:
「私が突然の貧血で動けなくなり、廊下に寝転んで休憩していたときのことです。心配したチェイスがヒンヒン鳴きながら様子を見にきてくれて、私の頭に下着を乗せてくれたのです。
以前、体調不良でソファに寝ていたら毛布をかけに来てくれたことがあったのですが、今回はなぜ“下着を頭に乗せる”という選択肢になったのか!? 笑ったおかげで元気になりました」

引用元:@Chase_0130
飼い主さん:
「とにかく怖がりなので、最初は男性や知らない人が近くに来るたびにおもらしをしていました。家族が相手でもダメなので、獣医師さんからは『一生なおらないかもしれないので、個性として受け入れて』と言われていました。
幸いなことに1年以上の時間をかけて少しずつよくなり、今では家族にべったり甘えてくるようになりました。家族以外に対しては相変わらず怖がって、お散歩中に人とすれ違うだけで“オウチカエルモード”に入ってしまうこともあるので大変ですが、少しずつできることが増えている事実に成長を感じて嬉しいです」

引用元:@Chase_0130
飼い主さん:
「最初はおもらしをするほど怯えて近づくこともできなかった家族に、自ら『なでて』と要求しに行くようになり、家族の一体感も増した気がします。『なでて』というフリをしておきながら、なでられる瞬間に身をかわして“家族の鼻をひとなめする”というフェイントをかける様子も見られるようになりました。
まだできないことも多いですが、“怖がる必要はもうないんだよ”と教えながら、愛情豊かに過ごしていこうと思います」
優しい飼い主さんに迎え入れられたチェイスくんは、幸せな時間を歩んでいるようです。
「譲渡会でおびえていた」という元保護犬→数年後、「独特な笑顔で笑わせてくれる」最高の存在に!
写真提供・取材協力/@Chase_0130さん/X(旧Twitter)
取材・文/小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年7月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
