
ハ・ジウォンが主演を務め、チュ・ジンモとチ・チャンウクが共演する韓流時代劇「奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い」(2013年、全51話)が、J:COM BS(BS260ch※全国全番組無料放送)にて8月5日(水)より放送される(毎週月~金、昼11:30-12:30)。そこで本記事では、実在した女性・奇皇后の波乱に満ちた人生を描いた本作のあらすじや見どころを紹介していく。
■愛・野望・生き抜くための闘いを壮大なスケールで描く歴史ドラマ
巨大な世界帝国を37年間揺るがした実在の女性・奇皇后の生涯をつづった歴史ドラマ「奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い」。史実をベースに大胆なフィクションを織り交ぜながら、愛や野望、壮絶な闘いを壮大なスケールで描いている。総制作費約25億円を投じた圧巻の映像美も話題を呼び、韓国では最高視聴率29.2%を記録した。

物語の舞台は14世紀。高麗に生まれた少女ヤンは、貢女(コンニョ)として隣国・元へ献上されることとなった。その道中、人質として同行していた高麗の世子ワン・ユは彼女たちを逃がすが、追ってきた元の武将・タンギセによってヤンの母親は殺されてしまう。一人きりになったヤンは“スンニャン”と名を変えて、男として生きることを決意。その後、武術を磨きながら武闘派集団を率いるまでに成長し、ワン・ユ(チュ・ジンモ)と再会を果たす。スンニャン(ハ・ジウォン)を男だと思いながらも、ワン・ユは次第に彼女へ惹かれていく。
一方、元では皇太子タファン(チ・チャンウク)が権力争いによって高麗へ流刑となり、命を狙われる身となっていた。護衛を任されることになったスンニャンと出会ったタファンも、やがて彼女に思いを寄せるように。しかし、ワン・ユを愛しながらも元の後宮へ入ることになったスンニャンは、愛する人への思いと、高麗の民を守りたいという信念を胸に、皇后への険しい道を歩み始める――。
一人の女性を巡る切ない三角関係に加え、権力闘争や陰謀が複雑に絡み合う本作。史実に新たな解釈を加えることで、奇皇后の波乱に満ちた人生をドラマチックに描き出している。
■チ・チャンウクが熱演するタファンに注目
本作で注目したいキャラクターは、権臣たちの横暴によって高麗へ流刑となった元の皇帝・タファン。父のように殺されないために無能を装いながらも、胸の内には“父の無念を晴らしたい”という思いを秘めている人物だ。高麗でスンニャンと出会い、救われたことで彼女へ惹かれていき、友情はやがて恋心へと変化していく。
そんなタファンを演じるのは、韓国の俳優チ・チャンウク。2008年にデビュー後、「ソル薬局の息子たち」や主演作「笑ってトンヘ」で注目を集め、「ペク・ドンス」「僕らのイケメン青果店」「蒼のピアニスト」などへの出演を重ねてきた。本作での演技が高く評価され、2013年のMBC演技大賞では男子優秀演技賞を受賞している。
現在では韓国を代表する俳優の一人となったチャンウクだが、本作では若き日のみずみずしい魅力を存分に堪能できる。臆病さや弱さを抱えながらも成長していく姿を繊細に演じ、コミカルな一面から切ない恋心、皇帝としての威厳までを巧みに表現。多面的な人物像に確かな説得力を与え、現在の活躍へとつながる名演技を披露している。

■ハ・ジウォンとチュ・ジンモが存在感を発揮、迫力満点のアクションシーンも魅力
また、ハ・ジウォンとチュ・ジンモの熱演ぶりも、本作を語る上で欠かせない。スンニャンを演じるハ・ジウォンは、「チェオクの剣」「ファン・ジニ」「シークレット・ガーデン」などで知られる実力派女優。本作では、男装して生き抜く少女から奇皇后へと上り詰める激動の人生を力強く体現し、2013年MBC演技大賞で大賞を受賞した。度胸や統率力を併せ持つたくましい女性のスンニャンを堂々と演じ切り、アクションシーンもこなすなど圧倒的な存在感を放っている。
一方、高麗王ワン・ユを演じるチュ・ジンモは、映画を中心にキャリアを築き、「カンナさん大成功です!」などで注目を集めてきた俳優だ。本作では、スンニャンとの出会いをきっかけに愛を知るワン・ユを重厚感たっぷりに演じ、男らしさと包容力を兼ね備えた人物像を表現。2013年のMBC演技大賞にて男子最優秀演技賞を受賞している。
豪華キャスト陣が集結する本作だが、騎馬戦や剣術、弓術を駆使した迫力あふれるアクションシーンも魅力の一つ。中でもハ・ジウォンのキレのある立ち回りは圧巻で、ダイナミックな戦闘シーンに臨場感をもたらしている。重厚な人間ドラマとスケール感あふれるアクションが融合した映像美も、本作が高い人気を誇る理由の一つだろう。
実在の人物をモチーフにした物語に、切ない三角関係、息をのむ権力闘争、迫力満点のアクション、そして豪華キャスト陣の熱演が重なり合う「奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い」。メインキャスト3人が織りなす濃密な人間ドラマはもちろん、チ・チャンウクらの初々しい姿にも注目したい。


